4人はどこへ行ったのか…


薮下は、今日はユシマの社長が帰国するからあいつら行くかもな、と小坂に囁きますが…

本当の目的は別の所に(この辺りは『相棒』を彷彿させます)。ずっと4人を追体験していた薮下ですから彼等の行先はわかってました。なら、ということで動いて行きます。


(この後の展開はぜひ読んでください)


最後はタイトルに相応しく『未明の砦』でした。



2022年の『相棒』の元日スペシャルが放送されると太田愛さんから発言があり、演出に「異」を

唱えられました。ドラマでは賃金格差の解消を求めるデモのシーンがヒステリックに描かれていると。脚本にはそう書いていないと。テレビ朝日がどう対応したのかチェックしておりませんが、これ以降、太田愛さんが脚本を書かれる事は今のところありません。以前、内田先生が作品のキャラクター設定を勝手に変えられたとお怒りで(お忙しいこともあって信頼しているスタッフだからと任せられていて先生ご自身も楽しみだと当初は言われていましたが)、1年間は新作のドラマはありませんでした。かなりのお怒りでしたので…

静かなデモで相手が理解を示す、というのはテレビ局としてはあってはならないのかも知れません。昨今のテレビに映る様々なデモ(らしきもの)と様相が変わるのは、可とされないてのでしょうか…


この作品を読んで私は主役の4人より周りのキャラクターに、おそらく4人が知らないであろう人物が魅了的でした。↑の事があって、何か感じられたのかな、と思います(連載途中)。

警察(検察)は情報を売り、メディアは世論を誘導するために弁護士、コメンテーターを使う。この流れを今年に入って起こった、地震と羽田の事故に重ね合わせると…

特に羽田の事故に関して言えば当初は海保の機長に対してが多くて…まさか、と思いますが海保が自衛隊と思われている記者の方とかいたのでその流れ?と思ってしまうほど。その後、航空業界から「意見書」が出ました。警察の介入は事故の原因解明の邪魔になると。SNSでの発信にも注意を、と。それでも、国交省が毎日、毎日小出しで情報を出しているのが…


昨日、殉職された隊員の皆様がご家族の元へ帰られたそうです。心からご冥福をお祈りします。


地震に関しても時系列を見ると政府の対応がよくわかりますが、これを無視される方が多い…



私がこの作品の中で1番、心惹かれたのは、

「この国に本当の民主主義は育たない(こんな感じでした)」の言葉です。理解できる言葉ですが、その為に何をしたかを知ると、その手段は正しくないよ、と伝えたいです。多分、前の作品と

関係してるかな、と思います。


参考文献も大変多くて力作です(参考文献には気になるお名前もありましたが)。社会を見る目を養う1冊ではないでしょうか…



能登半島が落ち着きますように…

世界が平和でありますように…

コロナとインフルエンザに気をつけて😷

(被災地を取材されているメディアの皆さん、😷してくださいね)