昨日、WOWOWのテレビ欄を見ていて映画が放送されると知って、真剣、とは言い難いですが観てみました。もう10年も前の作品。映画になると知って驚きましたが…興味もあったので…

最近、生まれつきある痣は「バースマーク」。「あなたがあなたである印、神様からの贈り物」と海外では言われていることを知りました。

主人公のアイコは顔にある痣を子供の頃「琵琶湖」と言われて傷つきました。言われた事に傷ついたのではなくて、先生の「そんなひどいこと」という言葉に傷つきました。私は「そんなひどい」存在なのって。


それからの彼女の人生…

顔の痣のことで取材を受けて、映画化の話しが来て、その監督と恋に落ちた。彼もまた複雑な人。アイコを1番にはしてはくれなかったけど、彼女に対する洞察は深い…

彼女の強さや優しさをよく理解していた。


アイコが手に取ったのは「ありのまま」の彼女を受け入れてくれた人。「バースマーク」の意味がようやくわかったような気がしました。


本を読む、というのは実に面白い。同じ作品に何度も触れて行くと、自分の知識や人生で理解が深くなる。本当に面白いと思う。





世界が平和でありますように…

コロナと熱中症に気をつけて…