私は広島県出身なので「箱庭」も「鐘」の舞台となった場所も大体わかります。
でも、「厳島神社」と名の付くものがたくさんあるとは知りませんでした。柿本人麻呂の事もです。勉強になりました。
内容については、先生の作品を読んでいれば政治家絡みの犯罪はこうなるよ、というところでしょうか。本当に細~い糸(手がかり)から、色んな所に行く浅見さん。この作品もその一つです。
今回、私が読んだのは講談社から出版されたものですが、表紙がある政治家さん(故人)が連想されて、何か要らぬ心配をしてしまいました。
義父は政治家でしたが、亡くなった時に義母はお金の無さに驚いたみたいです。借金も無かったので良かったくらいです。まともな政治家にはお金は残りません。そう信じてます。義父は村山元首相と大学の同級生だったらしく、首相になられた時はとても喜んでいたと聞きました。政治家は長生きですが、義父は早くに亡くなったので残念でした。
福島の原発で、今頑張っていらっしゃる方の家族の方からのファックスやツイッタ-が紹介されてました。過酷な現場で「覚悟」されて仕事をされている。広島や長崎があるから「覚悟」がどんなものか想像します。
私は「明日」ではなく「未来」を歪めないために頑張っていただきたいと思います。

悲しい
悲しすぎて
寒すぎて
涙が凍って
雪が降ったね

#Pray for Japan