参院選について②(複雑だった理由)
今日で18日間に及ぶ参議院議員選挙期間が終了し、いよいよ明日が投開票日となりました。
先日、今回の参院選について、自分自身複雑な思いがあるとお知らせしました理由について述べようと思います。
僕は現在2期目の市議会議員として活動させて頂いておりますが、5年前は今は消滅したみんなの党でした。
みんなの党が分裂して結いの党→合流して維新の党→維新の党が分裂して民進党とおおさか維新の会となり、僕は維新の党が分裂した時に、それまで一度も自分自身の方向性が変わったつもりでもなかったのに、地方議員として4度目となる政党が変わることに対して、仲間同士みんな同じ志なんだから誹謗中傷はやめて、ずっとファミリーでいたかった思いから国政政党を離党し無所属議員となった経緯があります。
例えるならば、離婚して片親についてきたけど、名字が変わる度に連れ子が増えてファミリーとなったけど、また別れを近くで見たくなかったというような感じで、親兄弟、親戚に変わりはないけど親離れするような思いでもありました。
今回の参院選では、5年前から共に活動してきた先輩方や、当時よく勉強させて頂いた先生方が全国で「違う家族」で選挙戦を戦っていました。
当然ながら、1番近くで見てきたからこそ、政治家としても人間的にも彼らの素晴らしいところを知っているからこそ、1人の候補者だけを全力で応援できないもどかしさから、この参院選は個人的に複雑な思いがありました。
若い地方議員といえども、僕も期待を託して頂いた1人の政治家としてこのような発言は不適切かもしれませんし、各政党や先輩方からもお叱りを受けるかもしれません。
だけれども、このような性格からもどうしても隠しておきたくはないので発信させて頂きますが、参院選の投票は2回あって二枚の投票用紙があります。
一枚目は各選挙区のポスター掲示板の中から候補者を選び投票します。
そして二枚目はポスター掲示板に名前のない政党名もしくは全国比例代表の個人名を書く選挙です。※どうか個人名を書いてください!
この二枚目の全国比例代表選挙に、おおさか維新の会から地元龍ケ崎市新町出身でお隣の取手市から、昔からお世話になっている本当に面倒見の良い兄貴分のような石井あきらさんが挑んでいます。
また、みんなの党からお世話になり、結いの党時代には、茨城の地方議員である僕なんかを国政政党であった結いの党組織委員会副委員長に指名して下さった柴田たくみさんが民進党から比例代表。
さらに神奈川選挙区から、みんなの党時代から何かあれば遠方にも関わらず自分なんかを気にかけ心配して下さった「おもいッきりテレビ」でお馴染みの「元日テレキャスター」真山勇一さん(民進党)。
自分自身の諸事情もありましたし、選挙に関心のない政治不信の若者にとって、自分のような政治家の立場としてもこのような応援も矛盾してるように思えたりおかしく映るかもしれませんが、政党名が違えど全国比例代表であっても、彼らを推薦したい気持ちは隠せません。
全国の皆様にお願いです。
明日は投票権を無駄にせず、必ず投票に行って下さい。
選挙に行かずして政治に対する文句もカッコイイことだと思わないし、投票率が低ければ低いほど一部の組織票で当選してしまうエラそうなオジさんらに支配されて思うツボになるかもしれない。
投票しなければ、これから「変わる」かもしれない風も弱くなり、その免罪符を与えることにもなる。
一強多弱と呼ばれる昨今、自民党や公明党にも良い人もいればダメな人もいるし、野党と言われてしまう政党にも素敵な素晴らしい政治家は沢山います。
誰に頼まれたとかではなく、必ず「変えてくれる」と思える候補者に、私たち国民の手で期待を託し、投票してください。
それが民主主義と言われる選挙の本質だと信じてます。
政治をあきらめないでください。
龍ケ崎市議会議員
ごとう光秀