2018年12月28日

クライストチャーチ 大聖堂とクリスマス (7年後)

Merry Christmas & Happy New Year

 

 

クリスマスは如何お過ごしでしたか? ニュージランドでは12月25日は、お店はお休みで 各家庭でクリスマスランチを楽しみます。

 

 

私も友人の家に招かれました。

 

 

 

「キウイハズバンド」と呼ばれるように、ニュージランドの男性はラム肉やポークまでも焼きます。 

 

 

 

 

 

         

 

          焼きポークのハムです。           

 

 

日本人の奥様の役目は、クリスマスツリーをまねたポテトサラダやきんぴら牛蒡でしたから、

 

 

 

 

西洋と日本料理のミックスで、美味しくいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、前回はハグレー植物園をお伝えしましたので、今日はクライストヂャーチの中心街をお伝え致します。

 

植物園を離れて ウースタ通りを反対の東に向かって歩くと大聖堂が見えはじめました。

 

 

 

 

エーボン川を過ぎて、

 

 

 

 

左手の建物は修理中ですが、右手には南極大陸に2番目に到達したスコット像が建っていました。   

 

   

 

 

 

 

クライストヂャーチの町を作ったGodley像の後姿が見えます。電車のトラムも見えます。 

 

 

 

 

段々と破壊した大聖堂が大きく見え、今年は修理を初めていました。

 

 

 

 

北のコロンボ通りから 大聖堂を眺めると

 

 

 

 

北のコロンボ通りは、地震前はお土産店が連なっていましたが、未だ工事中です。

 

 

 

 

でも、コロンボ通りとGloucester通りの角には、中央図書館が新たにオープンしました。

 

  

 

4階建てのビルで、マオリの歴史や子供コーナ、パソコンなどの機器が設備されています。

 

 

 

 

クライストチャーチの中心地であった大聖堂広場には屋台が出て旅行者を楽しませています。

 

 

 

 

南のコロンボ通りには、バスセンター(右のジクザク屋根)

 

 

 

 

コロンボ通りと、トラムが通っているハイストリート、とヘレフォード通りの交差点

 

 

 

 

ヘレフォード通りの東側は、未だ工事中でしたが、

 

 

 

 

ヘレフォード通りの西側には、ホテルが開き旅行者には便利です。

 

 

 

ヘレフォード通りとキャッセル通りの間に 通路が出来

 

 

 

キャッセルスクエア が出来

 

  

 

 

西側には、戦没者の門が建っています

 

 

 

 

キャッセル通りからエーボン川に沿って新調されたオックスフォードテラスは以前のように営業されて活気づいておりました。 

 

 

 

カセドラルジャンクションから電車が出発します。

 

 

手前がリージェント通りです。

 

 

非常に変ったのは、被害の大きかったマンチェスター通りです。建物やレストランも新しくオープンしました。

 

 

 

北の方には子供公園も出来ていました。

 

 

 

 

地震後は、リカトーン通りが銀座通りの呼ばれるほどに中心地になっていましたが、

今は、以前のように漸く 大聖堂の周りから昔の活気さを取り戻して来て、観光客の姿も多いです。

 

特に中国からの移民や観光客が増え、土地を買い、マヌカハニーやプロポリスなども大量買いこんで独自にブレンドしたせいでしょうか? マヌカハニーやプロポリスなどの蜂製品の値段が倍以上に跳ね上がっていました。

同時に家賃や食品などの物価が上がり、ラーメンは14ドル、喫茶店でお茶すると10ドル、ランチは15ドル以上です。 勿論 土地や家の値段が上がって 現地の若者達も今では下宿をしないで 親と同居し結婚をしても家が買えない人達が多くなり、昔よりは貧富の差も出てきたそうです。

首相が2017年10月に、国民党から労働党のアンダーソンに変わったことから、今までの資産家への優遇措置は見直され、移民政策も厳しくなったそうです。なので、ニュージランドは昔ほど夢を見る国ではなくなり、地震などの天災は未だ多くの後遺症を残しております。 

 

 

 

 

地震と台風、水害に常にさらされている日本の将来は如何でしょうか?今はオリンピックと万国博覧会の準備に活気づき、外国からの労働者を増やす政策がなされていますが、外国の人に頼るのではなく、わが国の若い人口を増やす努力が必要に感じます。

結婚したくない独身の若者達が多いのは何故でしょうか?仕事だけに追われ家庭を守る元気さ不足の紳士属、育児休暇が申請しづらい女性達、子供の塾代に追われパートで働くご婦人たちが料理を作る時間がなく加工品を食べる子供達の多い事、 反省しなければならないことが一杯の日本です。

 

半面、ニュージランドは女性の力が強いです。今年の6月にアンダーソン首相が37歳で初出産をして6週間の育児休暇の後、仕事に復帰したニュースが話題になりました。 移民を減らす政策もなされていますので、良い所は日本も見習ってほしいと思うのは、私だけでしょうか?    

 

今年一年の御支援ご鞭撻を感謝致します。

2019年が 健康に恵まれ、平和な年となりますように念じます。

                             

          松村温江