デリカミニの件から膨らむ想像 ~ この際、ekシリーズのマイナーチェンジもしちゃう? ~ | 田舎の国のアリス

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僕が思うに、きっとこういうことなんだろう。

最近ちょっと気づいたことがございます。

 

巷で「そろそろマスクを外してもイイんじゃないかしら?」的な話題がチラホラ出始めていますよね。

 

で、いざそう言われると・・・

習慣とは恐ろしいもので・・・マスクを外すことに少し恥ずかしさを感じている自分に気づいたわけ。

 

いやいや・・・恥ずかしがるような歳ではありません。

それに、もったいぶるような素顔でもありません。

 

ただ、長いマスク生活を過ごした結果、ゴリッゴリのオジサンの中に僅かな乙女心のようなものが芽生えた・・・みたいな?

 

そして・・・オジサンのくせに・・・僅かとはいえそういう乙女心のようなものを抱いてしまった自分のことも恥ずかしい・・・っていう。

 

まあ、どーでもいい話なんですけど。

 

(笑)

 

なんかスイマセン。

 

 

 

さて、そういう気分の中・・・

少し前になりますがデリカミニが実車公開、そして予約注文が開始されたみたいですね。

 

このように正式デビューに向けた準備が着々と進んでいるデリカミニについて個人的に喜ばしく思っているのは・・・

ekクロススペースよりも

地上高10mmUP!

コレですな。

 

なお関係者によると、この地上高10mmUPによりekクロススペースに比べて走破性が向上しているらしい。

 

ここで大事なのはekクロススペースに比べてという点ですな。

 

要は「デリカを名乗るからには相当の走破性があるのだろう」と過度な期待をしてはならないということでございます。

 

そこで、巷では「なんちゃってデリカじゃねーか!」と斬り捨ててしまう論調が見受けられるわけですが・・・まあね、気持ちは分かります・・・分かるんですけど、そこまで言わなくてもイイんじゃないかしら?と思っております。

 

そこはもっと緩やかに解釈した方が良いと思うわけ。

 

つまり、妥協という考え方も大事・・・っていう。

 

軽規格という限られた枠の中で・・・

高度な4WDシステムを搭載すれば価格が高くなる。

大径タイヤを履けば室内空間が犠牲になる。

諸々の搭載により重量が増えて運動性や燃費が悪化。

・・・といった具合に走破性を強化するのと引き換えに発生するであろう事象を消費者が受け入れるのか?という問題になってしまうと思われ・・・結局、現実的な視点から見ればデリカミニの設えは程良く仕上がっていると思うのですよ

 

ちなみに経験的に申しますと地上高+10mmは地味に有効。

 

そりゃね、スノーアタックとか言って誰も通らない未除雪路を走ろうとすればキツイっすよ・・・でも、日常的な積雪路を走る程度ならば10mmUPでもそこそこ有効だと思う。

 

まあ・・・欲を言えば・・・

同時公開されたスノーサバイバーくらいの地上高が標準設定だったら面白いのにね・・・という本音もありますが、今回はひとまず10mmでも良しとしましょう。

 

 

あと、外観についてはですねぇ・・・

ランドローバー・ディフェンダーに似ていてパクリっぽいという話を見かけます。

この半円形状のライトが似ているわよね・・・という話なんですけど、個人的にはそこまで似てはいないと思っていて、ちょっとよく分からない・・・半円形という共通点はありますけどね。

 

それよりも個人的に興味があるのは・・・

この顔ッスね。

 

巷の御意見を見る限りは概ね好評の模様。

 

しかし一方で・・・

ekクロススペースの方が

デリカっぽいじゃねーか!

・・・という御意見が少なくないのも事実。

 

コレ、理由は明確でして・・・

デリカミニの顔って、マイナーチェンジ前のD:5に寄せてるんですよ。

 

ですから・・・

現行D:5との兼ね合いで見ると、ekクロススペース顔の方が現行デリカD:5に近似性があるのは事実ですので、ekクロススペースの方がデリカっぽいという話になるのは当然の論理で正論なんですよ。

 

ということで・・・

デリカミニ・・・ekクロススペース顔バージョンを作ってみたのですが・・・

 

あ、やっぱり・・・

僕はコッチの方がデリカっぽく感じますな。

 

三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」からは少し離れた感じはしますが、三菱の関係者が言うには・・・

「ダイナミックシールドの新たな解釈」

とのこと。

 

なんかこう・・・言いくるめられた感が否めませんが、個人的には早晩こうなるであろうと想像はしておりますた。

 

というのは・・・三菱がブランド全体でダイナミックシールドへとデザインの共通化を図ることによって従前はそれぞれのモデルが持っていた顔立ちの個性を封印することになる。

 

つまり、三菱車としての個性は確立できる反面、車種ごとの個性は影を潜めてしまうという諸刃の剣的な側面があるのです。

 

結局、BMWのようなわけにはいかないわけ。

クラスやモデルを問わず長年に渡りキドニーグリル(腎臓グリル)をブランドアイデンティティ―としてきたBMWとは経緯背景が全く異なる三菱では全車種にダイナミックシールドを展開するという方法には限界があると思っていたのです。

 

ですから「ダイナミックシールドの新たな解釈」という言葉は、言い換えれば「ダイナミックシールドからの緩やかな脱却」という風にも捉えられるのでございます。

 

まあ、あくまでも素人オジサンの想像ですから、三菱的に考えている本心は知りませんけどね。

 

 

 

さて、話を戻しまして・・・

今回デリカミニが発表された一方で・・

ekクロススペースは廃止。

悲報と書いてますが予想はしていた・・・クロスオーバー風味の軽スーパーハイトという点で方向性が重複する2つのモデルを併売するのはあまり意味が無いと思っており、そこまで驚きませんでしたけどね。

 

ただ、一部からはこんな声が聞こえております。

ekクロススペースって、

ついこないだ出たばっかりじゃん。

発売開始が2020年3月のこと・・・3年前ですから、たしかにそんな昔の話ではない・・・ていうか、割と最近ですよ。

 

この状況から言えますのは、デリカミニはekクロススペースの大規模マイナーチェンジモデルであると捉えることができます。それも車名変更まで実施するというかなり変則的なマイナーチェンジであるということです。

 

コレ、すごく簡潔に書きますと・・・

大幅なテコ入れ。

ということです。

 

で、おそらくデリカミニはそれなりに売れるでしょう。たぶん。

少なくともekクロススペースよりは好調な売れ行きを示すことは間違いないと思われます。

 

つまり・・・

既存車の基本コンポーネントを活用しつつ、各部手直しにより見違えるような商品性の向上を図り、結果として販売面でも飛躍的向上を図れる・・・という商品テコ入れ策としては大成功を収めるだろうと予想されます。

 

ならば・・・ekクロスもこの流れに便乗させるべきではないかしら?と考えるのは三菱を贔屓するマンとして極めて真っ当な感覚なのでございます。

 

すなわち・・・

ekクロスにも

大幅なテコ入れをしたらイイじゃん。

という話。

 

 

ということで、ekクロス。

デビュー当時は迫力のダイナミックシールドフェイスが話題となりましたが、結果的にはこのカタチが人気を集めたとは言い難いのが実態かと存じます。

 

また、以前から申しておりますように「クロス」と名乗りながらekワゴンと変わらない地上高等が中途半端な印象になってしまっており、あまり書きたくないのですが・・・

そこまで売れているわけではないのよね。

 

そこでekクロスに何らかのテコ入れを実施した方が良いと思うのが三菱を贔屓するマン的な心情といふもの・・・ましてやekクロススペースが実質的な大規模マイナーチェンジを実施しデリカミニとして登場することを思うと、その思いはさらに強まっているのです。

 

 

で、作りますた。

ekクロスが

大規模マイナーチェンジを実施し、

ekアクティブになる。

 

変更点をお示ししますと・・・

まず、前記のとおり名称を「ekアクティブ」に変更。

 

ちなみにekアクティブについて念の為少し説明しますと・・・

かつて初代ekシリーズで展開されたクロスオーバーモデル。

当時リコール隠し事件による信用失墜で売れなかったのですが、モデルとしてのコンセプトが秀逸で後年になって「実は名車だったのよね」という感じで評価が高まったモデルです。

この車名を復活させるのです。

 

フロントフェイスはデリカミニ的な「ダイナミックシールドの新たな解釈」をコチラでも実践。

たぶんコレをやると・・・「デリカミニ顔の使い回しwww」とか言われることは想像に難くないのですが、こうして組み合わせてみますと結構良さげな雰囲気なのですよ。

 

もちろん、デリカミニ顔をそのまま移植ではなくekアクティブ用にアレンジが加わっております。

 

現行ekクロスの顔つきは三菱ダイナミックシールドの基本に則った特徴的なデザインであり、また軽モデルとしては凝った造形でもあるという点で評価すべきものなのですが、いかんせん好き嫌いが分かれることと、クロスオーバーテイストの演出という点では若干解釈の方向性に違和感があるのです。

 

その点、デリカミニ顔は非常に分かりやすい演出になっており、好き嫌いについても現行フェイスよりは緩和されるだろうと想像しております。

 

そして最低地上高については・・・

デリカミニがekクロススペースに比べて10mmUPとしたのに対し、コチラは20~30mmUPとすることで更に優れた走破性を持たせつつ、オンロードでの安定性も確保・・・そこはスーパーハイトワゴンよりも低い全高がモノを言う点ですよ。

 

こうしてekクロスの弱点を徹底的に解消する。

 

 

・・・なんてね。

 

 

 

そして、オジサンの想像ついでにekシリーズ全部をマイナーチェンジしてしまおう・・・というのは当ブログではよくある話。

とはいえ・・・実はekワゴン及びekスペースに関してはテコ入れの必要性をそこまで感じていないのが正直な話。

 

なにしろ、ekシリーズにおける標準車は元々ダイナミックシールド的ではない比較的無難な顔立ちですし、モデルのキャラクターも非常に大人しいベーシックな設定ですので、敢えてコレを変える必要もなかろう・・・というね。

 

ただ、とりあえず作ってみたのでお示ししますね。

マイナーチェンジ版ekワゴン。

 

実は現行ekワゴンを購入検討したものの、クセの強い顔立ちが苦手という理由で別車種を購入した知人がおりまして・・・言われてみれば少しクセがあるかも・・・と思って、非常に大人しい雰囲気を狙ってみますた。

 

ただ、僕的には元々変える必要性を感じていないので、あまり書くことも無いのですよ。スイマセン。

 

強いて言えば・・・以前にも書きましたが、ekワゴンについては外観のことよりもターボ付きが出て欲しい。

 

・・・みたいな。

 

 

そして、お次は・・・

マイナーチェンジ版ekスペース。

コチラもekワゴン同様に変える必要性を感じておらず・・・

あ、ただ現行型におけるノッペリ感を軽減することは意識しております。

 

 

で、NMKV案件につき日産版も作ってみる。

 

デイズ。

いやぁ~ツマらんですな。

とりあえずサクラっぽいグリル造形を採用するという感じで作ってみたけど、無難過ぎな気がする。

 

そして・・・

ルークス。

セレナ的グリルにしましたが、標準車でこういう顔立ちは採用しないだろーなぁー・・・なんて思っております。はい。

 

 

 

・・・なんてね。

 

 

まあ、毎度毎度・・・例によって好き勝手なことを書かせていただいておりますが・・・

今回お示ししたekクロス改めekアクティブへの大規模マイナーチェンジについては・・・

少し前にこのカタチでekクロスEVが出たばかりで、普通に考えますと、まだしばらくはekクロスの外観変更はしないだろうと思っております。

 

が、しかし・・・

僕的にはガソリンモデルだけでもこういうマイナーチェンジを速やかに実施すべきだと思っております。

なぜなら、こうした施策により今はパッとしていないekクロスが大化けする可能性が非常に高いと思っているから。

個人的には是非やって欲しいのですけどね・・・無理かしら?

 

 

三菱さん、是非ご検討くださいませ。

 

 

 

今回は以上です。