無限回帰。
無限のループは、辿る者に絶望を感じさせる。同じところをぐるぐると回る。回廊をただ中庭を、右か或いは左かに見ながら、同じ方向に進み続ける。いつしか、開始点も、通過点も分からなくなる。何度目の通過かさえも、もはや分からない。結局は、同じステージにとどまっているに過ぎないのだ。似たものなのに、無限の回帰は、希望を感じさせる。登っていくにしろ、落ちていくにしろ、とにかく自分にとっての前へ進んでいるのだから…。螺旋階段…。いつ頂上に、いや、底に辿りつくか…。ゴールがあるはずだ。その想いが、希望を繋ぐ。無限ループか、無限回帰か、進んでいるうちは、きっと分からないだろう。だから、ゴールがあるものと信じて歩き続ける。それ以外に、手が無いじゃないか…。#無限