すでに①と②で色々書いてエネルギーを放出した感があります(笑)
最後のまとめ
ORCHARD PRODUCE 2025
福川伸陽共同プロデュース
ワールド・ホルン・サミット
プログラムB:サミット アンサンブル
ザ・シンフォニーホール
の感想です。
チケット購入・席
ワールド・ホルン・サミットは
ベルリン・フィルの
シュテファン・ドールさんとサラ・ウィリスさんが出演されると知り購入を決めました。
NHK Eテレの『クラシック音楽館』で
バボラークさんのR.シュトラウス/ホルン協奏曲も聴いて感動したので
バボラークさんの演奏も楽しみでした。
ブラームスのホルンについて調べてブログに書いたので
もっとホルンを知りたい気持ちもありました。
発売前の雰囲気から争奪戦が予想され
(何しろすごい方々が8人も揃われるので)
取れるかどうか自信がありませんでした。
座席選択できる発売日にチャレンジしましたが
なかなか繋がらず、やっと座席表にたどり着くとほぼ埋まっていました。
複数のサイトで販売していたので
他をチェックしても同様であきらめかけた時に
思い出した販売サイトに運よく席が残っていてゲット。センターは無理でしたがセンター寄りのサイドブロック前方でした。
当日
「ホルンを演奏する人!」と公演中に福川さんが尋ねられたら、
会場のほとんどの方が挙手されてました。
私の両隣の方々もそうでした。
そりゃそうですよね。
今回の出演者お1人でも人が集まるのに8人集合ですから
ホルン関係者は集まりますよね。
公演前も休憩中もお知り合い同士がすれ違って挨拶されることがとても多くて
また複数のご友人で来られた方も多くて、
私は完全にアウトサイダーでした。
(それを言えば、先日の
KOBE国際音楽祭2025オープニング・コンサートも
フルート関係者が多かった気がします)
でも居心地の悪さはなくとっても楽しかったです。
ホルンの専門知識はなくても十分楽しめましたが
どんなところが難しくて
それを感じさせずに演奏されているか
楽器の知識があれば、もっと楽しめたのにと残念でした。
前半
クラシカルな作品のプログラム前半。
ワーグナーの「ローエングリン」より“第3幕への前奏曲“
8人でホルン・アンサンブルの迫力はすごいです。
滅多に聴けないホルンだけの演奏にまず感動。
福川さんが1stのオーウェンさんが最初からすごかったというお話が。
オーウェンさんから日本食が美味しいというお話も。
次はバッハのトッカータとフーガ ニ短調。
バッハはこのところピアノでよく聴いていましたが
ホルンも素敵です。バボラークさんの1st。
次のラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ
バルソニーさんの1st。
しっとりとした心に染みる演奏。
福川さんからも絶賛のお言葉が。
前半最後はシュティーグラーの「ジークフリート」幻想曲
ドールさんの1stで。
ホルンの低音の金管がビンビン響く音色から
高音の繊細な音色まで堪能。
私たち聴衆の感動は当然ながら、
演奏する皆さんもお互いの演奏に刺激を受けて
互いの名演奏に目を丸くしながら
楽しんでらっしゃるのもわかり
聴くのも見るのも楽しかったです。
後半
後半は映画音楽などポップな作品。
J.ウィリアムズの「スター・ウォーズ」
メドレーになっていて大満足。
楽しかった!素晴らしかった!
1stのゴールドシャイダーさんはまだ27歳だとか。
なのでスター・ウォーズの1作目は生まれてらっしゃらないけれど、
名作なので当然ご存知で、
さらにご両親がスター・ウォーズの演奏をオーケストラでされたとおっしゃっていたと思います。
ヴァイオリンとヴィオラでしたっけ?
(少し聞こえづらかったので、もし違っていたらごめんなさい)
ご本人も元々チェロを習っていたそうで、
肺の病気に良いということでホルンに転向されたそうです。
私がベルリン・フィルにハマったきっかけが
「クラシックTV」でスター・ウォーズの演奏を聴いたことでした。
それまでは普通に映画音楽、サントラとしてしか意識していなかったのが
名オーケストラが演奏すると素晴らしい芸術作品だと感動。
今回もホルン奏者8人の演奏は良かったです。
次にモリコーネの「ニューシネマ・パラダイス」
名曲ですよね。
この作品が大好きなオーウェンさんが1stで。
これまた心に響く名演奏でした。
次にバーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」
ベルリンフィルのヴァルトビューネ河口湖でオーケストラ版で演奏され
聴きたかったのですが行けませんでした。
なので、待ってました!という気分。
まだ楽譜も出ていないそうで、
この演奏が聴けるのはこの公演だけとか。
1stはドールさん。
メドレーで知っている曲が次々と出てきます。
Tonightのドールさんの音色の美しいことと言ったら、、、
Manboでは、バボラークさんが“マンボ!“とシャウト。
会場に笑顔が広がります。
サラさんも“みなさんご一緒に!“の仕草で
会場からも“マンボ!“の返し
盛り上がりました。
最後は大橋晃一さんのザ・バトル・オブ・リヒャルト・シュトラウス。
これはめちゃくちゃ楽しかったです。
知っている曲がいくつも出てきますし、
バトルとタイトルにある通り
奏者同士で演奏バトル。
それが面白くて
名演奏に圧倒されながら観客は大笑い。
トライオンさんとサラさんが低音対決
私の方がすごいんだから
いやいや私よ
みたいな、相手の前に出ては
ど迫力の低音をホールに響かせる。
いやもうすごくて
拍手やら声援も飛んでいたかも。
バボラークさんもすごくて
隣で福川さんが、呆れ顔(演技)をその度に見せ、
すごーいっと思いながらも笑いがとまらない。
最高に盛り上がってプログラムは終了しました。
アンコール
奏者の皆さん、
これ以上は口が持たないからアンコールは1曲だけということで
こちら:
「Six Lands, One Heart」 編曲:大橋晃一
1.【イギリス】イギリス国歌×「木星」(ホルスト)
2.【フランス】バラ色の人生 by エディット・ピアフ×「ボレロ」(ラヴェル)
3.【ドイツ】Freut euch des Lebens (人生を人生を楽しみたまえ)×交響曲「英雄」(ベートーヴェン)
4.【日本】七つの子×「ゴジラ」(伊福部昭)
5.【アメリカ】星条旗よ永遠なれ×「ラプソディ・イン・ブルー」(ガーシュウィン)
6.【チェコ】ビア樽ポルカ×「新世界より~第二楽章」(ドヴォルザーク)
出演されたみなさんの出身国のお気に入りの曲を全て入れて
組み合わされた作品。
素晴らしい演奏と作品でした。
今回の公演
素晴らしい8人のホルン奏者
皆さん明るくてインタビューも楽しくて
MCの福川さんの盛り上げ方もお上手
サラさんも福川さんと共に盛り上げ上手
そして
演奏曲の多くの編曲を担当された大橋さん、
特に「ザ・バトル、、、」と
アンコール曲は素晴らしくて
今回のコンサートの楽しい雰囲気を最大限に表現した作品でブラボーでした。
大橋さんのXです⬇️
ワールドホルンサミット終わった!
— 大橋晃一 (@arrange_koichi3) July 19, 2025
(私はこれで)
ラデク、シュテファンが本番ステージ上で私の名前を紹介してくれて、サラが客席の私を指さし、他のソリストの皆さんが私に手を振ってくれたのは本当に嬉しかった!
サラは私が書いたネタ満載のアレンジを気に入ってくれた!笑… pic.twitter.com/nEypZQYPFi
ホルンが吹けない部外者ながら、
ホルン大好きな他の観客の皆さんに混ぜてもらってワクワク楽しませていただきました。
ホルンが吹けたら良かったなぁ、、、とつくづく思いながら帰路につきました。
お読みくださりありがとうございました
