何年か前に買って、

少し聴いただけで放置していたアルバムを聴いてます。

 

 

ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集。

3枚組。

 

CD1に第1番、第2番。

CD2に第3番、第4番

CD3に第5番(皇帝)。

 

購入したときは、

確か、ベートーヴェンの月光の練習もしていたので、

協奏曲を聴こうと思ったのでしょう。

 

でも、CDが届いた頃には、

ショパンやリストなど、

もう少し後の自由な感じが好みになってました。

 

それに

ベートーヴェンのピアノ曲って難しいらしいと

わかってきたので、

なんとなく、心が動かなくなってました。

 

ところがですね、

 

ショパン疲れ。

 

練習しても行き詰まってきた。

 

そしてチェルニーが練習のメインになってきた。

 

チェルニー旋律が意外に好き。

 

となって、

師匠のベートーヴェンを聴く気になったのでした。

 

スティーヴン・ハフ ピアノ、

ハンヌ・リントゥ指揮、

フィンランド放送交響楽団

 

もう1つ聴こうと思った理由は、

ピアノがベーゼンドルファーを使用しているから。

 

先日、

グランドピアノの試弾に行った時、

国産ピアノだけでなく、

輸入ピアノも置いてあり、

弾き比べられたんです。

(厳密に言うと、曲ではなくフレーズしか弾かなかったけれど。)

 

その時面白いなと思ったのがベヒシュタイン。

これは上手くないと弾きこなせないなと思いました。

シンプルだけど、味があるというのでしょうか。

 

ベーゼンドルファーはなかったので、

その音も確かめたくなってCDを聴きました。

 

Youtubeに抜粋版がありました⬆️

 

すごくいいです。

ベーゼンドルファー。

 

素朴で温かくて、飾り立てない音。

 

キラキラの派手さがないけど深みがある。

心地よく聴きました。

 

ベートーヴェンの時代に合わせた

ピアノ選び。

 

この間聴いたBBCのラジオでのベートーヴェンの曲は、

ベヒシュタインを使用したものでした。

 

スタインウェイだと、響きが濃くて、

リッチになりすぎるのでしょうか。

 

 

 

あ、

上の画像のCDの下にある紙は

電子ピアノの取扱説明書です。

何年も使ってるのに、

調律法を変えられるのを初めて知りました。

 

変えたら、なんとなぁく違和感があって面白い。

遊べました。

 

お読みくださりありがとうございました。

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