今月Hyperion Records より発売された

スティーヴン・ハフのショパン夜想曲全集

高評価のようだ

それに合わせて素敵な映像が届いた

 

舞台はウィーンにあるホテル ブリストル⬇️

 

ウィーン国立歌劇場の道向かいにある創業1892年の歴史あるホテル

リヒャルト・シュトラウス、ラフマニノフ、

プッチーニ、ガーシュイン、カラヤン、

バーンスタイン等が利用したりと音楽家に縁深い

 

ガーシュインはこのホテルで

パリのアメリカ人を作曲したらしい

 

その中にあるブリストルラウンジで

ハフがショパンのノクターン第5番(op15-2)を演奏

 

上質なゴージャスさが漂うラウンジ

暖かな灯りのもと

暖炉でパチパチと木の弾ける心地よい音の中

ノクターンの演奏が始まる

 

何という贅沢

 

ハフが演奏する手元を見ながら

彼が答えたショパンの好きなところ6つの中の最後の答えを思い出す

(以前書いた記事です)⬇️

ショパンはピアノを心から愛した音楽家で

ピアノは恋人を愛おしむように弾くと

 

ハフのこの演奏を見てると

まさにそれ

 

所々

弾いているのかわからないくらい軽いタッチで鍵盤をなぞっていく

 

何故かわからないけど

 

大きながっしりした手が

大事に大事にピアノに触れている

その想いが

伝わってくるような気がして

胸に温かいものが広がっていった

 

この映像もそうだけど

ハフは割と目を閉じて弾くことが多いように思う

 

音に集中しているのだろうか

 

そこで

私も取り入れてみた

 

指の神経が行き渡ってなくて思い通りに動かないものだから

自分の演奏がガチャガチャして

本当に耳障りなの

 

なので

基礎練のハノンを目を閉じてみた

 

すると、音に集中して

音を揃える、粒を揃える

丁寧に弾く

に意識がいくような気がした

 

それ以外の曲もできるだけ目を閉じてみた

 

楽譜や鍵盤を見ないと弾けないと思ってたが

私の初中級レベルの曲だと

音があまり飛ばないので

結構見ずに弾けた

 

普段も目を開けてても

あまり手元は見てないものなんですね

発見

 

それにしてもホテルブリストルの内装が素晴らしすぎて感銘を受けた

確か夫が以前オーストリアを旅したいと言ってたので

コロナが落ち着いて、仕事も落ち着いたら

行ってみたいなぁ

記事に合う画像がなかったので

庭で積んだ草花を撮影

ブルームーンとローズマリーはとてもよい香りがした

 

 

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