細胞はコミュニケーションをしていると書きました。
もちろん、言葉はしゃべりませんので、
細胞相互の情報
交換は、隣の細胞からの発振
(振動)や
からだの電気信号である神経伝達物質、
血中のホルモン、または
免疫細胞のサイトカインなどによって行われています。
こう書くと少し専門的になるので、
わかりやすく細胞の分化
から説明してみましょう。
ミトコンドリアは才能、細胞分裂の記事で、
放っておくと細胞はどんどん増えると書きました。
もともとはたったひとつの受精卵だったものが、
あるものは皮膚になり、あるものは肝臓になり、あるものは心筋細胞になる 。
こうして細胞が分裂して、それぞれが役割を持っていくことを「分化」といいます。
もともとの細胞(これを幹細胞といいます)は
どんな臓器にもなる才能をもっています。
では、なぜ、皮膚の細胞の隣は、皮膚に、
もしくは皮膚に関連する筋肉や筋になるのでしょうか。
続きは次回。今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。