検体を預かっていると、検査不可の検体に遭遇することがあります。
もちろん、その場合は検査不可ということをお伝えします。
絶対無理なものは無理なので断るほかはありませんが、困ってしまうのが・・・
凝固してしまった血液検体。
生化学検査の場合は、遠心分離しちゃうので凝固することはまったくかまわない・・
というか、抗凝固剤が入ってないので、凝固するのは当たり前。
しかし、血糖・末梢血・A1C・凝固ete・・・と抗凝固剤が入ってる検体が凝固していると検査は不可になります。
入院患者さんの場合は、「じゃあ採りなおします」で済むのですが・・・
外来の患者さんの場合は簡単に採りなおしというわけにもいかず・・・
医院によっては「何とかしてください」と言われます。
ええ!?
たとえば・・末梢血の場合って・・白血球数や赤血球数などを調べるわけですが
凝固してるとその塊を1個と換算してしまうので、正確な数値ではありません。
一応・・・どうしてもと言われると、こちらとしては受けないわけにもいかず・・
「凝固の度合いによっては、凝固って出て検査不可になりますし、数値が出てもあくまで参考値にしかなりませんがよろしいでしょうか?」
と必ず念を押すことを忘れない。
そして、何度も同じように説明。
「この検体は中に薬剤が入ってるので、転倒混和させてくださいね」
そして次回伺うと・・・スピッツの中の血液が泡立ってる・・・
やりすぎですから!!!!