「バング&オルフセン Bang & Olufsen のオーディオキャビネットの修復」 | Classic to Modern デコラティブアート的造形と家具作家の日記

「バング&オルフセン Bang & Olufsen のオーディオキャビネットの修復」

バング&オルフセンはデンマークのオーディオブランドで、オーディオ機器の他にも北欧のインテリアにマッチするオーディオキャビネットなども

多数製造していました。

 

 

今回は20世紀中頃に作られたオーディオキャビネットを修復しました。

 

 

 

チークの薄板で作られた典型的なミッドセンチュリーのサイドボードの

形状をしていますが、様々なオーディオ機器を収納して、裏から配線を

逃がせるように作られています。

 

天板には大きな水のシミがあります。

 

 

側面にもなぜか輪シミがあります。

 

 

 

オーディオの熱を逃がすために空気を通す穴のあいたスライドトレイは、

水と熱のダメージで塗装が白く濁っています。

 

 

 

これらのシミや塗装の傷みは、塗装の膜が劣化した事が原因で

その下の木部に大きなダメージは無いはずです。

 

なので、傷んだ部分の塗膜は剥離して、樹脂塗料で木地を固めて

オイル仕上げにしました。

 

天板のシミも消えて、ビンテージのチークの美しい色彩も綺麗に

復活しました。

 

 

側面のシミも消えました。

 

 

スライドトレイ。

 

 

クラシックな家具の修復が専門ですが、ミッドセンチュリーの家具も

たくさん修復して、使う材料から塗装まで様々なノウハウを

蓄積してきました。

 

メンテナンスに悩んでいる方は是非ご相談ください。