1984年 107min.

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

ネタバレ 有り

敬称略

 

2029年の話なんですねえ。もうすぐですよ、みなさん。隣の人、サイボーグじゃありませんか?🤣🤣🤣

 

ていうか、やっぱりこの映画、減点するところないですよ。強いて言うなら、ミニチュア特撮が、てとこなんでしょうけど、わたし的には違和感ないです。どっかの怪獣映画とエラい違いですわさ。😭

 

 

↑けっこうな近未来感は出てます。☺️

 

アーノルド・シュワルツェネッガーが自分で目を取り出して修復しようとするシーンで、顔のドアップが人形だと丸わかり、ってとこはありますが、それにしたってこの時代だからそれが最高の技術なわけですよね。しかも、それがナットクいかなくって監督のジェイムズ・キャメロン、その後CGを映画の主流とさせていくわけですから、結果的によかったのですよ。この映画がなければ、今のCGもなかったかもしれないんです。

決して目を瞑る、ってわけではないですよ。でもこれが最高技術なんです。称賛に値する、ということですね。

 

内容も、のっけからハラハラで、これが最後までノンストップ。今観ても色褪せてませんよ、ぜんぜん。

 

ということで、今をときめくジェイムズ・キャメロンの出世作、ということです。

 

ブラッド・フィーデルの曲もいいですよね。これ以外にターミネーターの曲は考えられない、というほどピッタリな曲です。緊迫感、恐怖感、絶望感が見事に表されてます。

 

なつかしい人たちもたくさん出てて、うれしいです。

 

リック・ロソヴィッチはこのあと「トップガン」でアイスマンの相棒役やりましたね。

 

あと、ビル・パクストンとブライアン・トンプソン。

 

左がビル・パクストン、右がブライアン・トンプソン。

 

ブライアン・トンプソンなんか瞬殺ですけど、こちらも出世作ですね。

 

ビル・パクストンは、「ツイスター」でそれまでのおちゃらけキャラから脱却して、とってもいい演技見せてくれましたから、わたし大好きな俳優さんなんですけどね、ターミネーター、プレデター、エイリアンの三大凶悪クリーチャー全部に殺された男なんて言われて。まあこの映画見る限りでは、ターミネーターに殺されたかどうかは判別できませんけど...😅

5年前の225日に心臓手術の合併症で、61歳という若さで亡くなってしまった時は、わたしかなりなショックでした。😭

 

で、タイトルロールのターミネーター、アーノルド・シュワルツェネッガーの身体がやっぱハンパないですねー。

ギネスに載ったんですよ。世界で最も発達した男、っていって、アーノルド・シュヴァルツェンネガーて名前で。🤣

全裸でビル・パクストンたちのところに歩いてくる時に、ちんぽがぷらぷら揺れてるのが見えて、爆笑しました。🤣🤣🤣

失礼!

 

気を取り直して。

 

マイケル・ビーンは男前にすぎますねー。ちょっと弱いところがまた女心をくすぐるのでしょう。当時は映画情報誌の「スクリーン」「ロードショー」の人気ランキングでは常に上位でした。☺️

 

ヒロイン、リンダ・ハミルトン、そんな可愛くもないけど...28歳かあ。老け顔やなあ。髪型がゴーストロンじゃん、なんて思ってました。

 

 

アラサーにしては...。なんて。

 

 

髪型はゴーストロンなのです。🤣🤣🤣

 

ところがですね、映画が進むにつれてどんどん魅力的になっていくんですよ、これが。俳優としての力がすごいなあと、感嘆なわけです。

 

ジョー・ダンテ作品の常連ディック・ミラーにはビックリでした。それこそジョー・ダンテ監督の作品でしか見たときなかったですからね。この方も瞬殺でしたけど。😭

 

「グレムリン」に出てましたよ。

大好きな役者さんです。☺️

 

ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセンも懐かしいですねえ。

左がランス・ヘンリクセン、右がポール・ウィンフィールド。

なんかどっかで見たなあ、て感じじゃないですか?

 

懐かしいって言ったら、タバコを吸うシーンが多いこともありますね。「ダイ・ハード」なんかでも、空港や飛行機内でも平気でタバコ吸ってたりしてましたが、今じゃそんなシーン、あり得ないですもんね。

でも映画自体はそんな古さも感じさせませんから、結構な古きと新しきの融合みたいで、面白いですね。☺️

 

脚本も秀逸です。

 

人違いで別のサラ・コナーを殺すとことか、未来から来てサラ・コナーを殺す理由もそうですし、マイケル・ビーンが来た理由とか、もう文句のつけようもないです。うまく考えられてんなー、て。ドラえもんみたいですね。🤣

 

マイケル・ビーンのリンダ・ハミルトンへの説得も、リンダ・ハミルトンのナットクの仕方も、まったくムリがありません。

マイケル・ビーンが何者かも含めて、もう天才です。ジェイムズ・キャメロンとゲイル・アン・ハードの最強コンビですね。(のちに結婚離婚)

 

もちろんジェイムズ・キャメロン、監督としても行き届いてますよ。

アーノルド・シュワルツェネッガーの警察署襲撃の際、マイケル・ビーンとリンダ・ハミルトンが再会するとこで、マイケル・ビーンがリンダ・ハミルトンを一回上から下まで見て怪我の有無を確認するなんてシーンがあるんです。こんな細かいところまでよくもまあ行き届いてるなあ、と鳥肌がたちましたよ。

 

まあ若干、911にかけて回線が塞がってるとかあるのか?なんてギモンもありましたが、そんなもの⭐️が減る理由にはなりませんね。☺️

 

シュワルツェネッガーがディスコでマイケル・ビーンに撃たれても撃たれても起き上がって、最後店の外に吹き飛ばされても起き上がってきた時は、場内から笑いが起きてました。😅

それほどまでに絶望感を感じる、ということですね。

 

悪のヒーローとはよく言ったものなのです。☺️

 

かっちょえいですもんね。

 

最後、ローリーが炎上するとこは、もうこれでお願いだからエンディングテーマ流れてくれと思いつつ、いやいやまさかこれで終わるわけないわと思って期待してましたけど、最後の最後、工場内のシーンは、もうほんと勘弁してくれ、と思ったのでした。

 

こんなんなって追ってくるし、

 

 

燃えて骨組みになっても追ってくるんです。

 

どないしたらええねん、てなりますわね。😭

 

もし自分がこういう目にあったら、工場へ誘い込もうと心に誓ったのでありました。

 

ラストシーンは最高でした。未来の話なのにノスタルジックみたいな。

 

 

いいエンディングです。☺️

 

今日の一言

「浮浪者の服は着たくないわ〜」

 

追伸

51分過ぎ、かの有名な、リンダ・ハミルトンの「信じられへん」が聞けます。お聞き逃し無く。🤣🤣🤣

 

 

レビュー さくいん