昨日、消費税の増税が事実上決定されました。

自民党、民主党、公明党の密室協議の結果です。

「税と社会保障の一体改革」と言いながら社会保障をいかに制度設計し直すかについての議論はおざなりに、また自らの身を削る改革もせずに、消費税の増税のみが決まってしまいました。

有権者がいかなる声を上げても、今の政治は有権者の声に全く耳を傾けません。

まして、先程、大飯原発の再稼動が正式決定されたというニュースが飛び込んで参りました。

消費税の増税に、大飯原発の再稼動。

これらの日本の将来を大きく左右する問題について、有権者の声を聞く機会も作らずに、ただひたすらに進めていく。

これだけ多くの有権者が反対し、慎重意見を述べているにもかかわらず、です。

有権者の声を聞こうともしないというなら、一体何のための政権交代だったのでしょうか。

国民的関心事について政党間で議論できないというなら、何のための二大政党制なのでしょうか。

いくら選挙のときに、有権者がいくら悩みに悩んで投票したとしても、選挙の後に全く選挙の時に言っていたことと全く違うことをやり、有権者の声に一切耳を傾けないとすれば、有権者の声が国政に反映されるわけがありません。

こんなものは民主主義ではありません。

これほど有権者を馬鹿にした話しもありません。

今の政治は本当に情けない。

有権者はもっと怒って良いと思います。

衆院選がいつあるか、これは全く分かりません。

しかしながら、今こそ、今の有権者不在の政治に終止符を打っていく、有権者不在の二大政党制に風穴を開けていくことが必要になった時期はありません。

もちろん私個人にできることは限られています。

まして、私にも、みんなの党にも、いわゆる組織票や団体票はありません。企業献金もありませんし、労働組合の支援も一切ありません。

選挙を戦う上で不利な条件は全て揃っています。

でも、そういう関係性がないからこそ、衆院選を突破することができれば、有権者の声を国政にまっすぐ届けていくことができるのです。

自分も、これ以上おとなしくなんかしていません。

単に外から眺めていても全く何も変わりません。

今の政治を追認するのか、国民不在の政治を終わらせるのか。

これはまさしく皆様の決断です。

様々な判断があろうかと思います。

その中で、今のままの政治では良くないと心から思われる方にお願いします。

今の政治情勢ではいついかなるときに衆院の解散総選挙があるか分かりません。

ただ、どんなに遠くても、来年の夏までには衆議院選挙があります。

今の二大政党制に風穴を開け、国民不在の政治を終わらせるため、今こそ皆さまの力を頂きたい。

選挙の際の一票と言う形でも良いです。

お知り合いの紹介と言う形でも、ボランティア等のご支援という形でも構いません。

今の思いや憤りがあるのなら、それを是非国政に一緒に届けていきませんか。

皆様の最初の第一歩を、大きなご決断を、心からお待ちしております。

なにとぞ宜しくお願い致します。


みんなの党衆議院東京都第5区支部長

三谷英弘