劇団ユニット、
オオカミ少年の新公演が
明後日1月6日から上演されます。


今回の題目は
陽のあたる庭

前回のdream of passion
の迫力あるダイナミックな演出とは
また違って、

人間が抱える、悲しみ、苦しみ、孤独、
エゴ、欲望が静かに、
そして色濃く描かれています。


原作は ジョン・スタインベックの
『二十日鼠と人間』
英語だと「Of Mice and Men」

1930年代、 大恐慌時代のカリフォルニア州。いつか自分たちの農場を持つという夢をもつ出稼ぎ労働者、ジョージとレニーはいつもともに行動している。しかし、頭の回転が悪い大男のレニーがいつも問題を起こすためひとつの場に居つくことができず、数々の農場を渡り歩くはめになる。そんな2人がたどり着いた新たな働き口で、働き者で賢いスリム、ボスの息子のカーリー、名も無きカーリーの妻、下品で無神経なカールソン、多額の貯金を持つ片手が無く孤独な老人キャンディ、黒人であるがために賢くとも馬小屋に住まわされているクルックス等に出会い、生活をともにしてゆく。

ジョージはいつもレニーに彼の夢を語っていた。そしてある日、キャンディの、右手を失った際の資産によって、ジョージとレニーの夢が現実味を増す。しかし夢の実現を前に、2人に悲劇が訪れる…。この時代の貧しい労働者たちの境遇とレニーの無邪気さが物語の中心に据えられている。
(※Wikipedia引用)

今回は舞台を大恐慌時代のアメリカから
戦後間もない日本へ変えて演出されています。


先日、稽古を覗いてきました。


稽古なのに号泣笑い泣き

だって、本当にせつないんです笑い泣き

どんな醜い感情にも、
すさんだ心にも、

背景がある

そこの感情に至るまでの
理由がありますよね。

育ってきた環境、
社会、時代、

色々な要因が重なって、
人の心を作り上げる。

誰のせいでもないのだけれど、
誰のせいでもないから、

切ないです。


私たち人間誰もが持っている感情を
この舞台の登場人物たちが演じています。

是非見ていただきたい演目です。


--------以下劇団長からのメッセージです-------

明けましておめでとうございます。

今年は1月6日から
舞台ということで
正月から稽古でした。

とても有り難いことです。


明日から小屋入りです!
皆気合い入ってます。



御来場お待ちしております。
既に席が埋まってる回も
ありますので
御早めにご予約お願い致します。

チケットのお求めはこちらです

◎演劇ユニット狼少年 vol.2

『陽の当たる庭』

【原作】
ジョン・スタインベック
『二十日鼠と人間』
【脚本】
岩瀬晶子

【演出】
たんじだいご

【出演】
奥津裕也
曽我部洋士
森由佳
岡本恵美
玉代勢圭司
實川阿季
小田哲也
大谷佑典

山田浩
たんじだいご

【ストーリー】
戦争孤児の二人は、いつか自分達の家を持つことを夢みながら 出稼ぎ労働者として各地を二人で転々としていた。  一人は小柄で頭のキレる男、もう一人は知恵の遅れた大男。
地方の道路整備が着々と進められる中、 たどり着いた新たな働き口となるトンネル工事現場。 二人はそこに集う人々と生活を始めるが・・・

【日時】
2016年1月6日~11日
全10回公演

1月6日19:00―

1月7日14:00―、19:00―

1月8日14:00―、19:00―

1月9日14:00―、19:00―

1月10日14:00―、19:00―

1月11日15:00―

【料金】
前売り:¥3900円
当日     ¥4200円

【会場】
東京都世田谷区北沢二ー八ー十八

下北沢小劇場
(北沢タウンホール B1)
TEl : 03-6416-8281

※駐車設備はございません。
車、バイクでのご来場はご遠慮ください。