今日は、八十八夜。

♪夏も近づく八十八夜 と口をついて出ると、

思いだすのは、子どもの頃の手遊び「せっせっせ」

「蛍の宿」「みかんの花咲く丘」などいろんな歌と型(?)がありましたが、

わたしの手はちゃんと覚えているでしょうか。怪しい。

 

 

出先でひさしぶりに開花しているカラタネオガタマ(唐種招霊)に出会いました。

顔を寄せると、うーん、これこれ、バナナの匂い♪

 

 

この中国産とは別にオガタマノキ(招霊木)があり、

検索すれば、よく神社に植えられていて神木、神事に使われ、

天照大神が天岩戸に隠れたときに天鈿女命が持って舞ったのがオガタマノキの枝であり、

神楽や巫女舞の神楽鈴はオガタマノキの実が開いた様子を模したものだそうです。

また、確証はないものの一円玉のデザインになっているらしい云々。

オガタマノキも良く匂うようで主成分は安息香酸メチル、

カラタネオガタマの匂いは酢酸イソブチルと知ってもちんぷんかんぷん、

その違いはわからないわたしですが、どうやらバナナの匂いはしないような?

オガタマノキ、どこか出会えますように。

 

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戦争のない世界を希求します。