資格選びは早さと実利 | 幸せ信州

幸せ信州

◎幸せ社会をめざして社会デザイン
 ・公民一体の地域づくり
◎良い社会人であれ
 ・ウェルビーイング:心身ともに良い状態
 ・良い状態を持続的に維持
 

資格選びは早さと実利

 資格取得の人気講座に新しい潮流が生まれている。スキルを手早く仕事に生かせるうえ、半年程度で修了する比較的手ごろな講座が台頭。女性の受講者増も目立つ。実利性も高い資格を選別する傾向が強まっている。
 
 少人数保育の専門資格「チャイルドマインダー」は, 発祥の地、英国では国家職業資格の一つ。日本では「保育ママ」として知られ、取得後は自宅で少人数の乳幼児を預かる人が多い。待機児童問題に悩む自治体が、保護者らに保育ママの利用を促す事例も増えている。
 
 ◆入門講座は低迷 
 矢野経済研究所によると、資格取得スクールの市場規模は、若年層の減少や企業の支援縮小が響き、2003年度をピークに微減が続いた。だが就職難を背景に大学生や女性の受講が持ち直し、09年度の2370億円で底に上昇傾向にある。