1年ぶりのマリンルートワン | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

このあいだ約1年ぶりにマリンルートワンさんへ伺いました。

 

独り言ですが店先の注意書きが増えていたのはミスズだけ!?気のせいだと思います(笑)

 

我がサンゴ水槽のマガキが死に絶えてしまったので3匹買いました。

まっくろくろすけ状態(笑)

一応SPS水槽を本気で運用しているつもりなのでコレはいただけない。

 

貝を磨くことに。使うのはこちら。

100均でも売られている本家ブランド類似品(?)

 

何度も飼育水かけ流しながらキレイにしました。

 

伊豆あたりに居るマガキは、薄っすらコケがあったりもしますが奄美や沖縄の珊瑚礁で見るものはコケまみれにはなっていないです。

 

ところで我がサンゴ水槽で何度も産卵を繰り返すアカネダルマハゼのペア(赤丸は卵)

元々2匹は購入店も時期も別々。

 

当初棲んでいたトゲサンゴの位置は水槽の端と端で2匹双方とも見えない位置でした。

出会わない場所でしたが、ある日ペアになりました。

⇧右端(ココから)から左隅の先住が住むトゲサンゴへ引越してきました。(Since2020年12月末)

 

途中にはサンゴが遮蔽となり2匹はお互いに目視で見えていないはずなので、フェロモンを嗅ぎつけたのでしょうか。それともただの偶然!?

 

過去何度かブログ記事にしていますが、その後から現在も産卵を繰り返しています。

⇩この画像は最近の産んでいる様子なのですが、自身で用意した産卵床の面積が狭かったらしく(?)すぐ隣のエダにも産み付けていました。⇩

もしかして、隣に産みつけた方のトゲだけ折り別容器に隔離すれば稚魚が取れるのでは!?それが叶えば稚魚を観察できる!と思いつき即行動。

 

孵化日と思われる夕方になりトゲサンゴを折り500ccビーカーへ

しかし読みが外れてこの日孵化しませんでした。水槽内の本体の方も孵化しませんでした。

どうやら読み違えてしまったようです。

 

本命は翌日か!

稚魚が確保出来たらミジンベニハゼの成功体験を参考にチャレンジするには良いタイミングかもしれない♪と魔が差しました(笑)

 

この直前、約20年ぶりに10代後半のときに出会った知人と思い出の地でもある渋谷センター街で会った影響?自分自身が浮かれていて、どうかしていたのでしょうね。

あ、チーマーではありませんwww

そう、マリンルートワンさんへ行った理由はワムシの入手でした!

 

ワムシにはエサが必須になるためクロレラも購入。

片方(左)は普段のエサで、もう一方は稚魚へ与える約24時間前に使う栄養強化用(右)のエサです。

鈴木社長はミスズを覚えていて下さり、いろいろとお話も。

ワムシは日海セン◯ーさんでも買えますが両店を何度もリピートして分かったのは(異物)混じり物とワムシの濃度というか密度は雲泥の差があります。あ、ch●rmのは薄めてい…ナイショ(爆)

 

ワムシの準備をします。

まずは最初に与える少量のワムシを別容器に移し換え、ワムシの飼育水を排除するように洗浄し栄養強化用のクロレラ(マリンクロレラアルファ)だけを与える準備をします。

 

ストック分は日々殖やす作業=培養=濃縮海産クロレラをエサとして日々与えます。

これがとても面倒で、さらに栄養強化する作業も億劫。

 

あと培養しすぎてワムシの濃度が濃くなりすぎる=限界を迎えると容易に全滅します。

 

さて稚魚ですが、トゲサンゴから離脱=ハッチアウトするのは照明が完全に消えた夜に実施されるのですがハッチアウトすべきはずの当夜、水槽の方はハッチアウトしたのにビーカーの方はハッチアウトしませんでした!

《※トゲサンゴ全長12㎜》ピントが甘いのはビーカーが円筒形で収差によるもの

念のためスポイトで強制的に促すと数匹トゲサンゴから離脱するも死産状態でした。

 

やはり、ミジンベニハゼ同様親がヒレで海水を送る動作が欠かせないのだと悟りました。エアレーションではダメ。

 

ヒレで適度な水流により酸素を送ったりしているんですよね。

翌晩を迎えましたがハッチアウトせず、たた目玉が見えているのですが透明だった卵が白く濁ってきたので死んでしまったのでしょう。

ミジンベニハゼの時もその昔カクレクマノミの時もハッチアウト直前に産卵床ごと別水槽へ隔離しましたが、まともに成功しませんでした。

というわけで、ネタとして成立しなくなりましたがワムシは大量在庫(汗)

 

とりあえずミジンベニハゼで消費するしかないなぁという状況に陥りました。

なんせ、以前はワムシ1000cc→1320円で買えましたが現在は800cc→1980円! つい倍の1600cc分を買ってしまいましたし、2つのクロレラも安くはない投資をしてしまったので・・・

 

水槽がある部屋はエアコン&水槽クーラーも使い冷しているのにワムシの飼育水&洗浄用の海水は1.017前後で水温28度に加温したものを常に用意しておく必要があるのでヒーターを使うという矛盾状態。

 

エネルギーの相殺を容易にするシステムが欲しいです。

 

しかも直接ワムシの容器にヒーター投入は厳禁なので間接加温が必須。

 

そんな状況で電気代は爆上がりなのに、ブリードモチベーションは全く上がらないというメンタルなので、もはや続報は無い可能性大(?)

 

某大河ドラマじゃないですが、どうするワムシ。どうするミスズ状態(笑)