また来た!大瀬でダイビング | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

9月だけで3回目の訪問となるダイビングポイント静岡県・大瀬にまたまたやってきました。

まさかの2週間おきに来るとは(汗)

もうダイビングブロガーか!?って勢いですよ(笑)

というわけで、今回は現地サービスに直予約で毎度お世話になっているマンボウさん

この日天気予報は雨でしたが、曇りから晴れてきて海況も穏やかな印象。

今回はミスズ夫婦&ダイビング歴と本数を重ねているわりに?という夫婦と現地ガイドさん計5人チームです。

2ダイブの1本目はいつもの砂地から始まる湾内のポイントです。

ネジリンボウもミジンベニハゼも居ないエリアだと事前に聞かされていましたので、居ないというなら今回は自分から能動的に探してやろう!と思いました。

テクマクマヤコン的なアイテムに見えがち(笑)ですがホタテみたいな飛び方が面白いんです。

ライトが当たると結構キレイですね。

 

いつも見ているのと違うボートが見えてきました。ミドリイシですね!

このエリアで意図的に移植を数カ所で実施しているんだとか。

ミドリイシが殖えれば魚が殖えるのはもう知られている事ですが、アクアリスト目線からだと妙な光景に写りますね。

同じ西伊豆で見たヒメエダミドリイシとは違う気がします。

ガイドさんがアピールしているので何事か?と思い近づくとコレ!

カミソリウオです。初めて見ましたよ♪

よ~く見ても分かりにくいのですがペアです。後ろに小さいシルエットが見えるでしょうか。

ロープ沿いで移動しているのは擬態と思わせたいのか、たまたま遮蔽物だったからかな。

地味ですがシルエットが魅力的に感じます。

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  このアングルだと大きい方の下にもう1匹がいます。

海にゆっくりと秋が近づいてきているから見られる種類の魚ですよね。

 

そして、コチラがいつも立ち寄っているボートのミドリイシです。

魚影がいつもより濃い気がしました。

 

でも目を疑うショッキングな光景が・・・

ウチのストロベリーか‼!(笑)

キンギョたちのカラフルさが切ないです。白化が拡大しないで欲しいですが海中でダイバーは手を出してはいけないのです。この顛末はまたいつか見に来ます。

 

前回、このエリアのポイントで見たイボイソバナガニです。

チラホラいるのだろうと探していたら見つかりました!

今回はカメラのレンズ曇り対策は十分準備し、曇っていないので慎重にシャッターを押しました。

3㎝位までレンズを近づけました。

撮影が終わったところでカサゴ接近中。かなり大きかったです。

ハコフグも居ました。

その下の転がっていたのは不吉の暗示なのか・・・!?

 

ガイドさんが何か呼んでいるのでハゼでもいるのかなと近づくと、これまたはじめまして!

ウミテング! しかもペアです。

砂と同化した色彩なので分かりにくいですかね。

翼のような羽を広げて、のしのし歩いて移動するんです。

これも地味ですが趣きがあります。

深い所から徐々に上がって来ました。

チョウチョウウオらは-7m付近からよく見かけるので魚を見ると水深が分かる感じに。

-3m~-5mはスズメたちが主役というほど群れています。陸から覗いても普通にいますしね。

これで1本目の湾内はエキジットして昼休憩後に外洋へ2ダイブ目は行くことに。

 

 

外洋は昨年1回だけ連れて行ってもらった事がありましたが、流れがありちょっと不安かなと感じていました。

いかにも海って感じで大きな岩場が少なく砂地がひたすら広がってて目標物を定めにくく距離感や方向感覚を間違えそうな感じでした。

シラコダイのペアを撮影したいのですが自分自身が流れてアングルが動いてダメです。

ウチワ系とヤギかな?

⇧これで1mサイズくらいです。

ダイビング学科のAWERE魚の見分け方の課題でよく出題される定番の魚がいました。

ノコギリハギの幼魚か、それともシマキンチャクフグのどちらでしょうか?

正解はググって下さいね(笑)

または発売間もない最新マリンアクアリスト誌の後半ページにも記載があります。

 

ミツボシが単独とはむしろレアかな。イソギンチャクを点在でチラホラ見かけるなぁと思っていたら

サンゴイソギン・タマイタダキらしいものなど数種類がいるようです。

やっぱり居た!カクレエビ

スケルトンですが案外目立ちますよね?

イソギンチャクが点在していたのは近くにコロニーがあったからなんですね。

幼魚斑があるミツボシの集団は画になりますね。水槽でやったらサドンデスに(笑)

クマノミが見切れていますが我々が来たらすべてのイソギンチャクを素早い動きで徘徊し顔の前30㎝位まで普通に威嚇しにきます。どこかに卵があったからかもしれません。

イソギンチャクのコロニーである岩の反対側にウミシダが佇んでいました。

彼らのエサはデトリタスらしいです(汗)

 

そして何もいない砂地移動で見つけたマガキ(笑)

コロダイかな。

見た瞬間、『あっ!』と声が出ましたよ。ウチの水槽に居たノウトトサカ!

乳白色のイソギンチャクを初めて見たかも。褐虫藻が抜けてるワケではないのでキレイでしたよ。

ホンモノのシライトイソギンチャクだったり!?

斜め左上に主のクマノミが突する体勢ですね。

その反対を良く見たらコモンらしい褐色が。潮通し良い所でこそ被覆してます。

ウチの水槽でも水流を工夫しないと丈夫なコモンと言えどダメになりますしね。

やっと岩場がある-5mまで戻ってきました。

流れがある上に2ダイブ目はかなりの距離と時間を泳ぎました。

安全停止中にハコフグがいたのでカメラで追いかけました。ちょこまかとよく動きますな。

他に撮影したのに間違えて消去してしまった(泣)のは、ガーデンイール系のアキアナゴ、アオリイカの15匹くらいの群れ、15㎜くらいの激カワのミナミハコフグの幼魚を見ましたよ!

スズメの幼魚は2㎝ほどですが束だと存在感ありますね。

 

そこそこダイビング経験を積んでくると視野が広くなるようです。

だいぶ駆け足でのご紹介ですが今回も楽しく長い1日となりました。

10月もどこかに潜りに行ってみる予定です♪