またまたダイビング♪ | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

 

お世話になっているダイビングショップのツアーで東伊豆・IOPこと伊豆海洋公園に!!

 

 

 

・・・行くはずでした(汗)

快晴なんですが海況だけがとても悪くて当日急遽、行先変更になってしまいました。

それも現地の方向へ車を走らせながら行き先が二転三転するほどで、結果的に2週間前に来た大瀬へ行くことに(汗)

 

そうなったのは風向きなど前日までの天候の影響であり、誰も悪くないんですが多くのポイントが潜行禁止でClosedになってしまったらしく、潜れるポイントが大瀬や平沢などに集中してしまい混んでいました。

 

天気は良いので富士山もハッキリ見えますよ♪

最近記事にしたばかりですが、ここ大瀬で叶わなかったミジンベニハゼが戻ってきたらしく見られるかもしれない!?という嬉しい情報が。

今回は同行スタッフ2名+ゲスト8名の計10名で2チームに分かれました。

 

しかし!! 海に入る前で気が付いてしまったんですが陸ですでにカメラのハウジングのレンズが曇るというトラブルに。乾燥剤の新品を手に入れ再セットし、イチかバチか!?いざエントリー。

1ダイブ目は大瀬崎・先端というハナダイ/ハナゴイ&ベラの魚影の濃いポイントに。

2週間前にもここで潜っていますが、個人的にはやや退屈なエリアなんです。

もちろん今回も妻同伴(笑)

この時点の撮影でレンズを見たらもう曇っていました・・・

実際にほぼ濁っていないのに透明度がイマイチに見えているのはそのせいです。

ここで、カメラ操作をしつつ生き物を探しながらで気が付いたのは曇ったせいでピントが合わなすぎだと言う点と比較的近づいたワイドなら幾らかマシかなぁと。

動かない対象物ならばカメラ設定を弄りまくり、どうにか唯一と言っていいマシな画像がコレ!

よく見ないと分かりませんがカエルアンコウです。

同行のスタッフさんが同じタイミングで同一モデルのカメラを使い撮影するとこんな感じ!

レンズの曇り以前にライティングもですが、腕の差が(笑)

というわけで1ダイブ目は肉眼で水景を楽しむことにして、ここからカメラの電源OFFにしましたよ。

 

約70分の休息時間を利用しカメラのハウジングを開けて調べると軽く水が入っていました。

カメラ本体は15m防水なので心配は不要です。

ハウジングやそのパッキンを清掃しグリスアップし購入したての乾燥材を再挿入し2ダイブ目に。

 

 

2ダイブ目はブリーディングの結果、お目当てのミジンベニハゼを見に行くことになりました。

ただ、やや生息地は遠くて距離がある上に水深約-25m付近との事。

エントリー後のレンズはやっぱり少し曇ってしまいましたよ。

手前(ワイド)側ではまだマシですが、ミジンベニハゼはどうにか撮影したい!

 

砂地のネジリンボウは今回も見つかりませんがハナギンチャクを見つけました。

ハナギンチャクってイソギンチャク同様に見えますが、クマノミ類が共生するイソギンチャクのような足盤を岩などに付着させておらず、ただ穴を掘って潜っているだけなんですよ。なのでイソギンチャクと違ってもし触れたりすると(刺胞はあります!)穴の中へ潜って姿を消すんです。

 

なかなか辿り着かないなぁと思っていたらガイドのスタッフさんがミスズへ合図!

おおっ! もう瓶から見えてWelcome状態♪ 確かに居ます!

 

キイロサンゴハゼよりもイエローが濃く眼球がエメラルドグリーンです。

しかし曇ったレンズはズームすると完全にダメなのでこの1枚が唯一まともなショットでした。

でもご心配なく!妻がGo-Pro(HERO5)で動画撮影をバッチリ撮影してくれました♪

 

そして、ビンではなく貝殻に棲んでいるペアらしきミジンも!

ちなみに同行スタッフさんが撮影するとこんな感じです。

Go-Proを再生しデジカメ撮影(笑)

アメブロでは4K動画のせいか、そのまま貼れないので悪しからず。

こちらはペアらしく見えている方はメスみたいでお腹が大きかったですよ。

ダイビングではリアルに肉眼で見る事が重要ですから!

 

 

ひとしきり撮影後戻るのですが、いつも来ているアオリイカの産卵床に付いているシャコガイに見えがちなシルエットが毎度のことながら気になります。

シャコガイがこんな位置&伊豆にいるわけないので何の貝殻なんだろうか。

 

安全停止の-5mで同行メンバーが集結。なにか珍しいものがいるのかな⁉

いつものクマノミでした。また産卵していました。

もうカメラの曇りが激しいですが近づくダイバーには軽めのけん制する程度です。

 

今回は透明度が高く水温も26℃ちょいあって楽しいダイビングとなりました。

じつは当初の行先の海洋公園は2年弱ぶりなので密かな楽しみにしていました。

今回の急遽行先変更は仕方がないことでしたが、思いがけず念願のミジンベニハゼに初めて出会うことが叶いました!

大瀬は見どころが多く、しばらく通いたくなりましたよ。

 

そしてダイバーになってこのダイビングが50ダイブ記念でした♪

某エリアではハタタテハゼが黒潮でやってきているらしいのでいろいろ気になる事が多いこの頃です。カメラを整えてまた来ます!