2016年11月に入海したハナヤサイが1年経過しましたので記しておきます。
この当時は下の画像のグリーンのハナヤサイを失った記憶が頭から離れず、しばらくハナヤサイサンゴはどのショップに行っても見て見ぬふりをしていました。
ところがある日 『お、これは⁉』 と感じ興味を持ったハナヤサイがヤ〇オクに出品されていました。
掲載されていた写真の演色精度が少し微妙な感じはしましたが当時の出品画像です。
好奇心が抑えられず落札しました。
届いたのはこんな感じで大きさは手のひら未満のかわいいサイズ。
裏側はやや衰退していたので、ここから危ないことにならなければいいなと思いました。
出品時の画像は蛍光灯下で撮影していたらしいのですが茶色にしか見えない・・・(笑)
こんな色のハナヤサイ珍しくありませんか?というわけで期待は裏切られていませんでした。
このハナヤサイが1年経過した近影
【2017年12月撮影】
周辺のトゲなどが成長したので沈下したようにも見えますが横方向に育ち大きくなっています。
入海後、早々に明るいピンク色になりそうな兆しがあったのでVitalwaveのシアン9wとバイオレット9wのスポット球2灯を少し距離を置いた位置から照射しています。これは導入して正解でした。
もしこのスポット球を追灯せずにそのままだとしたら、よく見る明るいピンク系に走ってしまったのではと思うからです。
写真ではほぼ分からないのですが、入海時にグリーンぽい輪郭にあるポリプが維持できているのはシアン球が効いていると思います。
とりあえず明るいピンク系ハナヤサイにしない事がメーンテーマだったのでそうならず良かったと思っています。これを超浅場のカテゴリーだからと従来のように電球色の灯具を用いるとピンク系に傾きがちのようで、輪郭のグリーン系のポリプを消失させずに1年経過することが出来て安心しています。
冒頭のグリーンのハナヤサイも今のスポット灯具を導入しておけば失うことはなかったかもしれないと思っています。 というわけで失敗から得た教訓です(笑)
ハナヤサイといえば2013年5月に入海させたパンダダルマハゼ
体長は1㎝くらいでなかなか全身を眺めることが出来ない文字通り隠れキャラ。
パンダダルマハゼは自然界ではほぼハナヤサイにしか棲まないそうです。ダイバーになったのでいつかこの目で見るつもりです。パンダダルマハゼは5年目になりましたが未だ捕食シーンを見たことが無いです。うちのショウガに棲むヨゴレダルマハゼもですが、彼らは棲息するサンゴから排出されるものを捕食するそうなので飼育するためにこれらのサンゴは必須です。
過去もう1匹追加しペア化に成功し複数回産卵を確認しています。
https://ameblo.jp/misuzu6321/entry-12127602589.html
最初のハナヤサイの方にもパンダを棲ませたいと思っていますが、本音はパンダの近似種であるカサイダルマハゼを永い事入荷しないかなぁと待っているところです。
カサイダルマハゼの画像は持っていないのでググって見て下さい。間違い探しのネタかと思うほど、ほぼパンダと同じですが昔何度か入荷した際の価格は0の桁がひとつ多かったです(笑)
というわけでハナヤサイサンゴとパンダダルマハゼはクマノミ&イソギンチャクと同じレベルでセット飼いするべきものだと思いますので、ハナヤサイを飼育している方にパンダダルマハゼ飼育をオススメします!
カサイダルマハゼの入荷情報またはすでに飼育していて里子に出したい方、是非お知らせください(笑)