韓国映画「砲火の中へ」 | 明日出来ることは、今日するな

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韓国映画、韓国ドラマ、韓国俳優、韓国旅行について書いています。たまに太極拳の事も※題名はYahooブログの時のものに戻しています

先週怒涛の1週間が過ぎ、ようやく落ち着いた今週、やっと見ることができました。
昨夜は見ようとしたら嫁に行った娘から何度も電話がかかり落ち着かなかったため、今朝
早起きして出勤前に見ました。

重い、重すぎる。
早朝からの銃撃戦の画面。心臓に悪いです。
夜見ていたら、きっと眠れなかったでしょう。朝でよかったです。

そしてBIG BANGのT.O.Pが最高にいいです!
これって主役はT.O.Pですかぁ?
ドラマ「アイリス」の時もビョンホンよりいいかもなんて思ってしまいましたが
他の俳優さんに引けをとらないカリスマあふれる演技並びに眼光の鋭さ。
その中にも切なげな表情といったら
「BIG BANGより俳優の道を進んだら~~~」とお勧めしたいほどです。

ほぼ女っ気なしのこの映画。
T.O.Pの母親役のキム・ソンリョン(美男ですねのグンソク母)と従軍看護婦のパク・チニ(銭の戦争のジェヒ)の2人の女性はチラっとしか出演していません。母は母として息子を学徒兵として送り出すシーンはどの映画としても大きな意味を持ちますし、キム・ソンリョンはミスコリア出身ですのでとても綺麗ですし、品のある母親を演じています。それはいいとして、パク・チニのあのシーンは必要なのか?意図していることの意味が汲み取れませんでした。

私の注目のチャ・スンウォンもまたもやひげ面の小汚いお顔で出演されていましたが、この顔でも今や私は平気。それほどハマり役でした。冷たく強烈で、自分の部下でさえ容赦しない非常な指揮官ですが、それでも人間性を感じさせて最後は一人の戦争犠牲者を演じ切っていました。
キム・スンウもアイリスの時と同じ戦う男がハマっていましたが、学徒兵を何としてでも助け出すという使命に燃えるヒューマニズム溢れるイイ男として多くを感じさせました。

あ、クォン・サンウを忘れていました。
クォン・サンウ、いつまで学生服を着てるんだぁ。って妙に似合っちゃってるからしょうがないけど。
他の映画やドラマのはにかんだ笑顔は彼の魅力なんですけど、この映画に関しては「戦争は人を殺すこと」と言って憚らないほど怒りと戦闘心に燃えた男です。


=======ここからあらすじ あり============

朝鮮戦争の南と北のすさまじい戦いで砲火の中に飛び込んだ学徒兵71人の戦闘を描いた実話 1950年6月25日午前4時朝鮮戦争勃発。北の南への進撃は凄まじく南は圧倒的に押され同盟軍が韓国軍に派兵を決定するが、南は連合軍を待つにしても軍を死守できるかどうかの瀬戸際までとなる

戦いの最前線となっていた浦項(韓国東海側)を守っていたカン・ソクテ大尉(キム・スンウ)の部隊は、洛東江(釜山北方)守るよう命令を受ける。しかし浦項をどうするか。ソクテは71人の学徒兵に浦項を託す。中隊長としては、オ・チャンボム(T.O.P.)を任命するが、彼はとしても死体や怪我人をを運んだり、銃弾を運ぶ役として参戦しただけだった。少年院に送られる途中に少年院よりはいいだろうと学徒兵に志願したガプチョ(クォン・サンウ)はチャンボムを中隊長とは認めず言う事はきかない。中隊長として自信の無いチャンボムはソクテに「組織の長になったことがない」と申し出るがソクテは「自分を高めろ」「純粋な心と良い意図を持つなら皆が君の後を追う」と身につけていた腕時計を渡して去っていく

ガブチョはチャンボムの言う事は聞かず。口答えはするし自分勝手な行動には出て、チャンボムとは対立したまま。
そこへ北の司令官パク・ムラン(チャ・スンウォン)の766部隊は、学徒兵が守る浦項向かう。捕虜となった学徒兵から浦項には学徒兵しかいないという情報を得たムランは捕虜を連れて学徒兵の元へと向かう。2時間後に白旗を掲げれば命を保証すると
しかし、チャンボムは戦う事を選択する。ソクテが1時間後には援護に来てくれる。それまで戦う「学生とはいえ兵士である、我々は学徒兵!」

最後の結果は・・・
公開前ですのでネタばれは避けますね。


大筋はこんな感じですが、泣けるエピソードやシーンがありまして。
兄弟のあんなんやこんなんや。
少年兵のあんなことや。
結末のシーンとか・・・

とにかくTOPの表情だけでも泣ける映画でした。
 
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