「トリプルプレイ助悪郎」連載第2回
本日本屋さんに行ってきたんですが、
(購入したのは昆虫鑑識官ファーブル
の2巻)
「トリプルプレイ助悪郎」が連載されている「月刊少年シリウス」
出てましたね。
前回はミニブックの別冊付録でしたが、
2号からは通常連載の様子。
かなりの漫画好きの私なんですが、この「月刊少年シリウス」
読みたい漫画があんまり無い・・・
1号で巻頭カラーだった「ロボとうさ吉」の続きが気になるくらい。
せめて毎号「トリプルプレイ助悪郎」が別冊だったら買うのにぃぃぃぃ!!
講談社様、お願いします・・・orz
本の感想って、難しい。(お気に入りサイト)
本の感想って難しい。
文章を書くのって、本当に難しい。
普段読書をしていても
「コレおもしろい!」
「コレ好き!」
「コレアツイ!」
程度の事しか考えていないのが、よ~くわかりましたw
どこが面白いのか?どういうところが好きなのか?何故アツイのか?
自分の感情を、全く掘り進めていないんですね。
動物の「おなかがすく」→「食べる」と同じで
「面白い」→「もっと読む」
っていう状態です。
しかも
「キライの理由は考えるのに、スキなものはとにかくスキ」。
まるで恋愛のよう!(?)
普段、色んな方の感想・書評サイトを読んでいるのですが
改めて「すごいなー」と思いました。
そんな私の、尊敬するサイト
ゾゾコラム様 http://d.hatena.ne.jp/zozo_mix/
読んでいると「そうそう!そうなのよ!!」
っとアツクなってしまうのですが、自分で書こうとすると絶対書けない深い考察。
いつか私もそんな文章が書ける日を祈って・・・
鯨 統一郎の描くミス研「あすなろの詩」「ミステリアス学園」
前回に引き続き、私が「ミス研」に憧れるきっかけとなった本を御紹介します。
歴史を題材にした異色ミステリーともいえる作品の数々は、
ミステリーファンには好みの分かれる所だとは思いますが・・・
ちょっと声を大にして言ってみます。
鯨 統一郎の描く、「ミステリー研究会」がイイ!
んです。
私が大好きなのが大学サークルが舞台のこの2冊。
著者: 鯨 統一郎
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甲斐文太郎は星城大学入学後、文学青年・玉岡と共に文芸クラブ「星城文学」を立ち上げる。二人の目的は、以前大学内で発行された同人誌「あすなろの詩」を復刊すること。
しかし、凄惨な事件に巻き込まれることに…。
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著者: 鯨 統一郎
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「本格ミステリって、なんですか?」
ミステリアス学園ミステリ研究会、「略してミスミス研」。
ミステリは松本清張の『砂の器』しか読んだことがない新入部員の湾田乱人が巻き込まれる、怪事件の数々。
仲間からのミステリ講義で知識を得た湾田が辿り着く、前代未聞の結末とは!?
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前回御紹介した「パズルゲーム☆はいすくーる 」 は、
高校内で起こった事件の解決が主な活動となる「ミス研」でしたが
こちらは喧々諤々、論議の飛び交う、大学サークルの「ミステリー研究会」。
(「あすなろの詩」は正しくはミス研ではなく「文芸部」ですが)
「あすなろの詩」では主人公が「ドグラ・マグラ」を読んでいると
サークル発足に誘われる、というシチュエーション。
イイです。そんなことになってみたいです。誘われたいです。
「ミステリアス学園」では、なんと
ミス研内で「ミス研内で本格ミステリを駆逐しよう」という運動が起こります。
本格派VSアンチ本格派で、
実在の作家名・作品名が挙げられて交わされる「本格ミステリの定義」の議論。
イイです。参加したいです。戦いたいです。
その他にも、サークル内での恋や友情。
甘くてほろ苦い青春模様が魅力のこの二作。
ミステリーとしてではなく、是非「ミステリー研究会もの」として是非読んで頂きたい!
そして「ミステリー研究会っていいなー」と思ったら
是非「ネトミス」に入会して頂きたいですw
私のミステリーの原点 「パズルゲーム☆はいすくーる」 野間 美由紀
その原点、寧ろ私がミステリーを好きになった原点はこの漫画です。
著者: 野間 美由紀
タイトル: パズルゲーム☆はいすくーる (第3巻)
(一巻の画像がみつけられなかったので3巻です)
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幼馴染のカップル、大地と香月が毎回様々な事件を解決する
連作ミステリー漫画。
中学生編・高校生編・成人編、と'83より連載されるロングヒットシリーズです。高校生シリーズでは、自由な校風の葉蔓高校に入学した二人が
美女(みめい)・卓馬をメンバーに加え、ミス研として校内で起こる事件に挑みます。
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ご自身も大変なミステリー小説ファンということでも有名な野間 美由紀さん。少女漫画だけれど、日常の謎系ストーリーは本格的。
毎回、凄惨ではなく、子供心に「こんな事件私にも起こったらいいな」
と胸がドキドキちょっぴり危険で大人な香りがする事件が起こるのです。
事件だけではなく、美人で気が強くてセクシーな主人公
香月の日常生活も素敵。
生徒会が完全な自治権を持つ変わった高校で、大地との大人な恋愛もしつつ
個性的な友人とハイスクールライフを謳歌する様が生き生きと描かれています。
そして、この漫画の単行本では柱の部分にオススメのミステリー小説が紹介されているのですが、そのセレクションが素晴しい!
仁木悦子さん、岡嶋二人さん、泡坂妻夫さん等等
まさに私のミステリー好きの原点となった作品を教えて頂きました。
同世代の女の子で、「パズルゲーム☆はいすくーる」からミステリー小説にハマった人はきっと多いはず!
この漫画を読んでいなければ、
私はもしかしたらミステリー小説を手に取ることは無かったかもしれない・・・
本との出会いって運命だなぁ、と改めて思う次第です。
映画「レディ・ジョーカー」見ました
タイトル: レディ・ジョーカー
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大手ビール会社の社長が誘拐された。
犯人は「レディ・ジョーカー」と名乗る5人のグループ。
身代金は20億円。
犯人と被害者、それぞれの思惑の中、やがて社会的強者と弱者、
差別する側とされる側などの問題が浮き彫りになっていく…。
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実は高村 薫さんの本、読んだことが無いのです。
なんとなくハードボイルド(?)なイメージで
ミステリーは好きだけれど、警察小説にはそんなに興味が無い私は手が出し辛くて・・・
週に一回は必ずレンタルで映画を見ることにしてるんですが、
"どんなカンジなのかな?"と思って、小説の前に映画を見てみました。
感想は・・・
「きっと原作は凄い面白いんだろうな・・・」
登場人物の背景、テーマがとても深くて
多分映画ではそれが描ききれていない予感。
どうにも消化不良・・・
同じパターンで「半落ち」「模倣犯」の映画も「きっと原作は(以下略)」
原作付きのミステリー映画で当たりって中々無いですね。
このミステリー映画は面白い!っていうのがあったら教えて頂きたいです。
とりあえず、今後読みたい小説リストに「レディ・ジョーカー」追加ですw
著者: 高村 薫
タイトル: レディ・ジョーカー〈上〉
著者: 高村 薫
タイトル: レディ・ジョーカー〈下〉