橋本真也が亡くなって18年経ちました。
その日のことをはっきりとおぼえてます。
すごく天気が良かった。
営業の移動中に会社から電話。
電話の主は内勤のリーダーの人。
「大変だ。橋本真也が亡くなったらしいよ!」
絶句です。
橋本は当時ケガで長期欠場中。
自ら立ち上げた団体ZERO-ONEが活動休止となり、これからどうするのだろうと思ってたころでした。
まさか亡くなるとは…。
当時辻義就アナが文化放送の夕方の番組をやっていたので何としても聴こうと試みました。
私がまわっていたエリアは文化放送が入りにくくついに聴けませんでした。
今ならradikoで聴けると思いますが、当時は電波を拾うしかなかったですから。
住んでた田舎町はコンビニで東スポが売っていません。
翌日唯一町で東スポ売ってる駅の売店まで買いに行きました。
確か見出しは、
「橋本のバカヤロー! 何で死んだんだ」
じゃなかったかな。
1990年代のプロレスの主役の中の主役でした。
この時代武藤も蝶野も三沢も川田も小橋も良かったけど、一番感情を込めて試合を見たのは橋本真也だなぁ。
先週の日曜の夜テレ朝チャンネルで橋本真也特集が放送されました。
何試合か流れましたが真っ先に見たのが1996年4月29日のvs高田延彦戦です。
橋本真也最高の名勝負であり平成プロレス最高の名勝負だと思います。
試合終盤で炸裂した橋本のミドルキックがすごかった。
高田のキック攻撃に一発逆転のミドル。
良かったなぁ。
史上最高の忘れえぬミドルキックです。
この一発だけでもこの試合は見る価値があります。
この後ダウンした高田の背中に一発キック。
プロレス誌に試合後の高田の背中の写真が載ってましたがシューズの紐の痕がクッキリと残ってました。
一見軽く蹴ったように見えたものの実は思いっきり入ってたことに驚愕しました。
橋本vs高田、良い試合です。
このドーム大会に観に行ってました。
橋本が勝利した瞬間のとんでもなく盛り上がって最高でした。
もう27年前なんですね。
今は橋本真也を知らない世代のファンの方もずいぶんと多くなったでしょう。
私は橋本真也が亡くなった年齢よりはるかに年上になってしまいました。
少年期から青年期にかけて感情込めて応援した橋本真也についてこれからも語っていこうと思います。