ごくフツウのサラリーマンが、ある日突然、見知らぬ男たちに拉致されて15年間も監禁されて。そして、またある日突然、解放されて。一体なぜ? という展開。「なぜ監禁されたか」というより「なぜ解放されたか」というところがキモなのですが。これ、原作は日本のマンガらしいけど、かなりお話は変わっているらしいです。そして原作では監禁は10年だったらしいけど、映画では15年になっている。これは「あ~、なるほどね」という感じ。15年でななければ、この話は成立しないだろうからなぁ。ミドを演じた女優さんがキュート! 私、ファンになっちゃいました。これから売れっ子になるんだろうなぁ。ボーイッシュだけど胸ボーン!って感じの女優さんです。
 それにしても、すさまじいバイオレンス映画。そして恨みの映画。でも、ちょっとブラックな笑いもあって。とにかく観た後、どっと疲れました。タランティーノ監督が絶賛したというのは、うなずける。いかにもタランティーノが好きそうな映画。かなりの話題作だっただけに私は観たくてたまらなかった映画で、やっと観れたし確かにスゴイ映画だったので満足ですが、でも二度は観たくない映画ですな。だって痛いもん!
 「口は災いの元」ということわざを思い出す映画でした。私も気をつけよう.....。