令和3年(2021年)12月11日 第475回
男子ゴルフ最終戦は谷原秀人が優勝! このメジャーを十数度の挑戦で初めての栄冠! 最高額の4、000万円をゲットした。 二打差の2位に付けた宮里優作も過去の優勝を思い描きながら今一歩だった。 どちらも40代、ヨーロッパツアーでシノギをけずった結果が現れたのかなァと感服する次第である。 それにしても此処の17番ロングと18番ショートは、いつ見てもハラハラ感、満載である。 来年もこのハラハラ感を心から待ちわびよう、と思う。
Oさんから新刊2冊、直木賞の佐藤究「テスカトリポカ」、誉田哲也「フェイクフイクション」、のどちらも厚い本である。 先月以来、久しく連絡が無かったのは、Oさんはこの一年で前立腺と胆管閉塞の手術をしたが、今度は痛風だったと言う。 奥さんも膝の手術で人工関節を入れたりと、夫婦して散々である。 お気の毒ながら2冊の新刊を有難く拝借した。
図書館から文庫本3冊、先にこちらから手を付ける。
織守(おりがみ)きょうや「記憶屋」(2015年ホラー大賞)
吉森僚一は忘れたい記憶を失った人物を三人、目の当たりにした。 初めはみっつ年下の幼馴染の河合真紀と、二人目は大学で知り合った一年先輩の澤田杏子である。 杏子は飲み会に出席しても8時には席を立つ。 駅からの帰り道が怖いのだという。 極端な恐怖感があるらしい。その恐怖感の記憶を取り去って貰うと、駅からのもっと寂しい近道も、夜遅くなっても歩けるようになったのをまじかに見て僚一は都市伝説ではなかった、そして、先輩!と話し掛けても、→どなたでしたか?と返答されて、本当に記憶を消してくれるヤツ(記憶屋)が居るんだ、と真紀の状態と酷似している事を実感したのだった。
10年前、幼かった真紀は父と母とオジサン(父の弟)が大好きだった。 ところが母はオジサンと浮気した。 幼心にそんなイヤな事を忘れたくて記憶屋にお願いしてその記憶を消してもらった。同時に昨日までの、幼馴染の僚一との事も記憶を失ったのだった。 家が向い同士の今はそれからの事実の積み上げである。 記憶屋屋は誰か? 最終章でそれが判明する。
もう一人は高原弁護士事務所に通っていた安藤七海である。 余命短い高原にぞっこんだった七海の哀しみを消す為に、その記憶を消したのは誰だったか?
・・・今回は纏めにくかったのと、下記の事に気分が行ってしまって、前回からこんなに時間が空いたのは始めてだと思う。 この本は第4巻まで出ているが、アトはどうしようかなァ。 次回から頑張りたい!
K・元会長から声が掛かって懇親した業界紙のW女史は、このブログを始めた2009年から見ていてくれたので、その会社の誌面にブログ掲載の要請があった。 月一回で800字、業界の全国紙だけに恥を掻かせる訳にはいかないので、2~3の見本をメールでやり取りしていると、何とか合格点を頂けたようだ。 全国の業界には、まだ、現役で頑張っている専務理事も残っているし、本部の全〇協の職員にも我が名を知ってくれている方もいるだろう。 掲載されたブログを見て、懐古してくれればこんな嬉しい事はない。 頑張ろうではないか!
・・・毎月一回と言われたから、初刊と二刊分は既に送ってあるが、それ以降が心配になって、つい、アト4刊分を纏めていたら、こっちがお留守になってしまった。 取り敢えず来年5月刊まで安心である。 道新にもコラムを掲載している人がいるが、請け負った人は毎回こんな心配をしているのでは無かろうか?と気付いた次第である。
東京からYさんが又もや格安の24,000円で、飛行機・ホテル3泊でやって来た。 驚きの価格で札幌発には絶対あり得ない。 二日目にK寿司を予約しているが、小樽のホルモンと秋シャコも食べたいと言うので一日目から付き合う事にした。 先にJRで小樽迄、千歳空港から直通で来たYさんと駅前の三角市場で秋シャコを頬張り、ホルモン「Y」に向かう。 自分も2~3年振りだから、親父さん夫婦と息子が吃驚してくれて、焼酎ボトルも半分以上が残っていた。 有難し! ビールと日本酒をたらふく呑んで、最期に焼酎も全部空けて来た。 気が付いたら我が身はバスで札幌大通りで下車、Yさんの姿がない。 翌日確認したら彼はJRで札幌へ、小樽でどうして別れ別れになったのか、二人は全く解らなかった。 酔っ払いは恐ろしい!
(ここまで1,800字越え、こんなに短いのも初めてだろうと思う)
令和3年12月11日