火葬も済んで、ちょっとは気持ちが落ち着いたので、①の続きを書こうと思います。

※死に関する内容のため、閲覧にご注意下さい。

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産院の前に着いて、守衛さんが来た。

「今日は産院は休診日なんですが、ご存知で………」
「はい、緊急のため来院しました。電話済みです。」

タクシー乗ってる間に気持ちも落ち着いていて、
緊急といっても切迫早産の具合がまたひどくなってて入院とかなったりするのかなーと、
それくらいの気持ちで守衛さんに案内され閉まっている産院の中に入っていった。


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いつもは一階の診察室で妊婦健診を受けてるけど、二階の入院の人が面会で訪れる受付前に案内された。



「二階はじめて来たわー」
このときは、そんな軽口を夫に叩いていた。

長男はどこか別の部屋に歩いていきそうだったので、夫が抱っこしていた。



しばらくして、受付から助産師さんが出て来た。

「電話くれた◯◯さんですね。すぐ診てみましょうね!ご主人とお兄ちゃんは廊下で待っててね。ではこちらへ。」



案内されたのは電気のついてない、暗い分娩室だった。


分娩台の上へ乗り、妊婦健診のときと同じように、ジェルを塗って、心音を聞く機械でお腹の中の赤ちゃんの心音を確認した。



ザーザーザー…………………………………


………………………ずっと、テレビの砂嵐のような音。



いつもの、ポコポコが、全く聞こえない。



嫌な予感がした。


ここで、さっきまで落ち着いてたのに不安感が押し寄せてきた。



何も聞こえない……………????



「うーん、赤ちゃんの頭こっちかな……………」



何回移動させても、やっぱり砂嵐の音だけり


ポコポコが聞こえない。


「聞こえないですよね……………!!!」
震えて、涙声になってしまった。


「いつから胎動が聞こえなくなったの?」

「た、たぶん、朝からなんですが………」

「すぐに医師を呼んでくるからね!」



そう言って、助産師さんは分娩室から出ていった。
手はずっと震えていた。


え、え、どうしよ?
え、何が起きてるん?
本当に聞こえない?
なんで?え、わからん、なんで?
なんでなんでなんでなんで?????


……………助産師さんが医師を連れて戻って来るのが怖くなった。




やっぱ思い出すと辛いです。
気持ち落ち着いたら、③で続き書きます。


なきそう。でも、あのときのことを忘れないために、記録として残します。