おかげ様で三島屋はこの春、
開店13周年を迎えることができました。
ありがとうございます、
本当にありがとうございます。
ワタシの生活の全ては
皆様のご愛顧の上に成り立っております
本当に感謝です。
この節目に際し、美談か余談か
超赤裸々なお金の話なのですが
先日、お店の開業資金の借入金の
最後の引き落としがありまして、
足かけ13年、
何とか無事に「完済」と相成りました。
ありがとうございます、ありがとうございます。
夜逃げすることもなく
路頭に迷うこともなく、
何とか無事にここまで来ることができました
本当に感謝の念に堪えません。
振り返ること13年前、
ワタシ、お店を開くにあたって全く資金がなく
開業にまつわるお金は全て融資、
つまりは借金で賄っておりましてね
もちろん、
ちゃんとしたところから借りたお金ですが
金額にしたらまあ、レクサス一台分くらい
それを細～く長～く、払い続けてまいりました。
13年という歳月ももちろんですが
『借金完済』というのも
なかなかに感慨深いものがあります。
その昔、
自営業の先達でもあるワタシの父は
こう語っておりました。
『1000万コツコツ貯めようと思うと難しいが
借金なら1000万でもコツコツ返してしまうもんだ』と。
ナルホド、ワタシも貯金は苦手、
そういうDNAなのですね。ふふ。
本当はもう少し早く返済する計画だったのですが
ぶっちゃけ、一時期支払いがきつくなりまして
月々の返済額を少なく設定し直したのです。
で、そういうことも出来るぞと
教えてくれたのもまた父だったのですが
その際には、
こんな助言もあったのです
『借金なんかな、頑張って返そうと思うな。
もし返せなかったら
返せるとふんで貸したアチラの判断ミスじゃ』
暴論も暴論なのですが汗、
そんな言葉に
心が軽くなって救われたのもまた事実なのでした。
そんな返済裏話。
「返済予定表」なるものを見ますと
借入れは平成23年で
引き落としの終わりは「平成36年」
借りた当初の13年前、
この『平成36年』という遠い先の日付が
全くピンとこなかったのを覚えています
そんな日が本当に来るのかと。
そして、その日を迎えました。
１ミリも変わらぬ毎日ですが
変わらぬ日常の、この有難さよ。
本当にありがとうございました。
あ、ただですね、
ここまで書いておいてアレですが
すべての借金がなくなったワケではなくてですね
雨漏り対策の外壁工事で生じた
別枠の借金はまだ残っておりまして汗
余裕のある暮らしにはまだまだほど遠く
だからというワケでもありませんが
今後とも一件一件丁寧に施術して
精進してまいりますので
何卒ご愛顧のほどを
改めて、宜しくお願い申し上げます。