○カウンセラー/コーチ
杉本良明 さんのお言葉より・・・
人間いかに自分が精神的に平安でいたいと思っても、
批判されれば平安は破られるものである。
相手が高圧的で傍若無人な態度で批判(攻撃)して来れば、
そんな態度は取るまいと思っていても、挑発されて我を忘れた結果、
つい相手と同じような態度で反論してしまうものだ。
その結果、血で血を洗う?ドロ沼の人間関係を築いてしまうわけだ。
特に自分を攻撃してくる部下や後輩に対して、
『 人を動かす 』 (有名な本)
のように行動するのは相当な自制が要求されるのである。
相手によって態度を変え、弾みでモノを言う人が世間の大半である。
これは人類社会の悪しき因習になっており、そう簡単に解決できない。
私もこの因習のおかげで、自分も辛い思いをしてきたし、時として
相手を傷つけもしてきたわけだ。
ではどうしてこんな因習があるのだろうか。
いろいろ失敗してきて思い至ったことは、人類が未だ発展途上で、
批判の愚かしさと承認の素晴らしさを正しく認識していない
(身に滲みてわかっていない)、ということである。
批判しない、承認する、というポイントがいかに大切か骨の髄まで
理解できれば、コミュニケーションの問題は、いろいろ葛藤があっても、
迷うことなく解決できるというのが今の私の考えだ。
そうなれば相手の人格を批判することなど絶対にできなくなり、
自然と相手を承認できるようになる。
そして、結果的には相手が誰であっても一貫した思いやり深い言動を
取ることができるようになるものだ。
そのためにはまず、感情の承認と意見の同意は全く別物であることを
知ることだ。
人類の悲劇は「感情の承認=意見の同意」と誤解していることが根底に
あるわけだ。
みなさんは、できますか?