2022年7月23日 日本時間17時5分、羽田空港第3ターミナルの隣CIQ棟のほんの少しの芝生で最後のチッコタイム。
 
 
そして17時半頃、親戚に送ってもらい、義母とうちの娘りーさん(6歳)空港に到着。

 

最後いつものカリカリフードに混ぜて眠り成分が入った薬(アセプロマジン)を1錠半飲ませようとするが自宅で練習したとき同様やっぱり薬はぺっ。薬をつぶしてフードになすりつける形で少し摂取したけどおそらく1錠分も口には入っていないと思う。

 

 
 
大量のスーツケースとくまのすけの入った例のクレートを持ってJAL手荷物カウンターへ。
 
この日は列はなく、すぐにカウンターで搭乗手続きをしたのですが・・・
我々の荷物とパスポート・搭乗券などはあっさり受理チェックおわりましたが、なんとこの後1時間以上もくまのすけの手続きに時間がかかり、待っていてくれた見送りの親戚一家もりーさんのお友達一家も待ちぼうけもやもやアセアセ申し訳ない。
 
要はJALのカウンターのグランドホステスの方達も、犬の搭乗手続きにあまり慣れていない。(慣れているメンバーもいらっしゃるのでしょうが、この時いた方たちは、みんなどこかへ何度も電話したり、あちこち聞きに行ったり調べに行ったり。戻ってきては質問してまたどこかへ調べに行ったり)
相当待たされました。これ、コロナ禍でカウンターが空き空きだったからよかったものの、混雑時や繁忙期だったりしたらほんと大変。
 
昔からJAL派なので今まで嫌な思いをしたこともないけど、この時の手際の悪さと知識の共有化ができていないことにはもううんざり、ぐったり。
 
ちなみに、今回代行業者から、航空会社によってハワイ到着後、どこでくまのすけを受け取るのか、検疫所までJALの方がつれていくのか、スーツケースの出てくる手荷物受取所で犬を先に受け取ってそのあと検疫へ連れていくのか違うから、行きの羽田空港でよく聞いてくれと言われていたので、その質問もするが、だーーーーれもわからない。
ささっと、ハワイのJALスタッフに電話して聞いてくれよと思ったのですが、聞いてるのか聞いてないのか、ずっとあちこちに電話して、1時間以上待たされた挙句、最後に
 
「すみません、確かな情報が得られないので、お客様が搭乗するまでに調べるのでラウンジか搭乗口に後でお伝えに行きます。」と。
 
いやいや、それなら最初からそうしてくれればここまで1時間以上待ったのはなんだったのーーー。

 

 

ここでくまのすけとお別れ・・と思いきや相当待たされたので、くまのすけも1時間以上この場で待ちぼうけ。。。

 

 

 

 

 

私が少し離れたところで、JALのスタッフとやりとりしていると、少しは眠り薬が効いていたのかうとうとしている様子。

 

 

 

 

 

うとうとうと・・・

 

 

 

 

 

 

しかし、私が覗き込んだ気配で起き上がってしまい、心底不安な表情にこちらも泣きたくなる。

 

ごめんよ、ごめんよ くまのすけ。きっと無事で、ハワイに到着しておくれよ。

何度も祈って、一時お別れ。

 

 

 

びゅーーーん。飛行機約7時間55分

 

 

つ、ついた。ホノルル空港(正式名称:ダニエル・K・イノウエ国際空港)

 

大量のスーツケースをピックアップし、もうお一方Mさんという方もワンちゃんを連れてきたとの事で、その方と一緒に出口を出る。迎えに来た夫にスーツケース・義母・娘をたくし、わたしはMさんと検疫所へ移動。歩いて5分くらいだったかな。

 

この時Mさんは2回目とのことで、本当に助かりました。いろいろお話聞けて、この後の段取りも教えてもらえて。

結局今回代行業者を使って書類等をそろえる準備はしたけど、ついてからのことは代行業者もJALもはっきりわかっていなくて、ケースバイケースやお国によって違うから仕方ないのかもしれないけど、こちらも相当なお金を払っているのでもっと詳細を調べて教えてほしかったですね。しかしMさんに聞くとANAはもっと何も知らなくて手続き90分もかかってうんざりして今回はJALにしたと言っていましたガーン

 

Mさんと一緒に歩いて、検疫所へ到着。

 

下矢印このドアの右の壁にインターフォンがあり、自分の名前を告げる。

呼ばれるまでそこで待てみたいなことを英語で言われる。

 

 

5,6人が待っていたかな。(日本からだけでなく世界のあちこちからいろいろな飛行機でここに到着するので、待っているうちに10人くらいが待機し始める)
 

5分か10分か。比較的早く、私の名前を呼ばれる。呼ばれた人だけがドアの中に入る。

 

中へ入ると、ガラスのカウンター越しに(あのドラマで見るガラス越しの刑務所みたいなイメージ)名前等を確認される。

そして持ってきた書類をガラスの下から通して渡す。

 

 

何やらいろいろ確認すると最終的に提出したのは、あの日本のCIQで発行された「日本国農林水産省 犬の輸出検疫証明書」(EXPORT QUARANTINE CERTIFICATE FOR DOG)の本紙のみ。あとの書類は返却されました。

 

そして、犬を確かに受け取りましたの書類にサインするように言われてサイン。

下矢印


 

 

 

すると・・・

 

 

ついにくまのすけとご対面ーーー

起きてた。お座りしていた。銀色のドアの向こうから運ばれてきたーーー。

その時の動画とか撮りたかったけど、たぶん中は写真・動画は禁止だろうし、次の人の順番もあるから、ゆっくり感動のごたーーーいめーーーんとできず、とりあえず「くまちゃん!!」と呼んでクレートに駆け寄る。

 

すると、運んできた係の人が

「車かどうか、外に家族はピックアップを待っているか」みたいなことを聞かれたので、

 

「夫は、荷物や他の家族を運んでいるので、これから連絡して何十分かしたら迎えに来ると思う」というようなことを言ったら、

「外は暑いのでそれまでここで預かる。いったん外に出て迎えがきたらもう一度インターフォンで名前をいいなさい」みたいなことを言われ、速攻またくまのすけバイバイ。

 

この時くまちゃん、やっと私が見えたと思ったらまた消えて、本当不安だったろうな。いったいいつになったら、お外出れるの?ここはどこなの?って、不安と恐怖の入り混じった気持ちでいたと思います。

 

もちろん、飛行機の中で眠れたのかそうでないのかはわかりません。

でも予想では起きていた時間が結構あって緊張で「伏せ」できず、「お座り」状態で震えていた時間もあったんじゃないかと思います。(このあと2日間脚を引きずるような歩き方と足腰が痛そうな感じだった)
 

 

15分ほどして、日本で頼んだ書類代行業者の提携先のハワイの代行業者(わかりにくい)がやってくる。

まったく連絡がつかないので、夫が借りてきた車に乗せて帰ろうとしていたが、とりあえず代行業者に会えた。

 

車に乗せるまえにクレートからだして、ぎゅーっとハグしてちょっとした芝スペースにおろすと、

 

 

 

 

秒で、チッコしました。ロングチー。我慢したね、長かったね、大変だったね。

 

と思ったのもつかの間、今度はそこから数歩あるくとすぐうんちびっくり

 

そっちも相当我慢してたのね。いつもはさんざん散歩してからでないと、なかなかうんちしないのに、あっという間にお仕事しました。

 

くまのすけはクレートごと代行業者の車で。

私は迎えに来た夫の車で並走して自宅へ。(クレートがかなり大きいので夫の車では乗せれない想定だったのでくまのすけは代行業者に運んでもらいました)

 

 

 

くまのすけがきた!ハワイにきた!
 

 

 

 

ついに到着!

 

 

 

 

 

 

つづく