08.11.14マルタのやさしい刺繍
満 足 度:★★★★★★★★
   (★×10=満点)
 
監  督:ベティナ・オベルリ
キャスト:シュテファニー・グラーザー
      ハイジ・マリア・グレスナー
      アンネマリー・デューリンガー
      モニカ・グブザー
      ハンスベーター・ミュラー=ドロサート、他




■内容■

 夫の死により打ちひしがれたマルタ(シュテファニー・グラーザー)。
そんな中、村の男声合唱団の新しい団旗を
仕立て屋だったマルタが作ることに。
生地店の美しいレースを見ているうちに、マルタは
“パリに自分で仕立てたランジェリーのお店を開くこと”が
夢だったことを思い出す。

 昔の勘を取り戻しながら下着を仕立てあげたマルタだったが、
厳格なプロテスタントの村では受け入れてもらえなかった。
                   (シネマトゥデイ より)


■感想■

 マルタをはじめとするおばあちゃんたち、
とってもチャーミングでした。
そしてパワフル~~。
でも、おばあちゃんたちが奮闘するだけでなく
同居問題や高齢化問題など、
日本でもありがちな問題も描かれていました。

 恐ろしく閉鎖的な村で
息子等を中心とする若い人に振り回されて、
あげく、やっかいもの扱い。。。
大袈裟なくらいイヤな息子達ですが、
こういう人、ホントにいそうだから怖いわ。

 連合いを亡くしたとき、身体の自由が利かなくなったとき、
体力面に追い討ちをかけ、精神的にも弱ってるときに
一番支えて欲しいのは家族なんだけど
家族ほどあてにならないなんて。。。。
老後問題は世界共通のものかもね。

 自分達夫婦を煩わせないで欲しいと願いながら
いざ親が自立しようとすると、自分達の思い通りにだけなってほしい。
勝手すぎる子供達を観てると、
負けるなマルタ!!と全力で応援したくなってきます。

 金曜日のサービスデーということもあってか
映画館は8割埋まっていました。
しかもそのほとんどが仕事帰りらしき女性♪
もし、ここがマルタの住む村だったら、
夕飯時に女性が映画館に行くなんて~! キーーー!!と
嫌味な息子にお小言をくらいそうですが、
きっとこのとき映画館にいた殆どの女性が
マルタ応援団だったハズ 笑♪
いくつになっても
夢を追いかけることは素敵なこと、
まさに、夢は生甲斐そのものだと思いました。