今年もまた初滑りを目指して11月末立山に入った。積雪はあるもののアイスバーンの上に所々に岩が見え隠れし、山スキーで滑走するにはリスクが大きすぎると判断し、雪山登山に切り替えた。
ところがわずか1週間後雪崩で、東工大生が命を落とした。
まさに我々が室堂から一の越を経て雄山頂上を往復したルートだ。
写真は雄山頂上から下山中で、正面の斜面の雪が落ちたと思われる。


この時期は古い雪の上に新たに降り積もった新雪が表層雪崩を起こす。雪崩は前後の天候状況や雪質断面を観察することによってある程度は予測可能ではあるが、リスクを確実に見極めることはかなり難しい。
立山での命拾いは今回で3回目である。
3年前には直前にキャンセルしたところに、雪崩で7人が死亡。数年前にも山スキーで黒部湖まで滑走する直前に雪崩で2人が死亡。
虫の知らせか、強運か悪運が強いのか。

