親子の絆を深めて合格する子に育てる
中学受験メンターコーチ 神西美佐です。
はじめましての方へ
以前投稿した記事ですが、
若干、内容を修正して再度、お届けします。
中学受験の親子バトルの日々に疲弊して
少なからず、中学受験をやめて
高校受験に切り替える家庭もあります。
先日は、
中学受験をやめた親子のママさん、
小学校受験に切り替えて
編入試験を受けて合格された方もいました。
そして親子で充実した日々を送られているとのこと。
高校受験に切り替えたら
どうなるのでしょうか、
今日は高校受験の実情について
神奈川県の視点ではありますが
書かせていただきたいと思います。
高校受験はちょっと違っております。
先日の石田先生のVoicyでもありましたように
公立高校受験では
「特色検査」というのがあります。
科目を横断して思考力を問われるテストで
対策がとても難しいです。
・本番の入試
・特色検査
・内申
・面接
それぞれの比率が公立高校によって変わるので
各公立高校の対策は
その子の得意なもので考えて
戦略をたてる必要があります。
これは素人ではかなり無理があり
公立中学の担任の先生ではなく
進路指導の先生と
合格実績のある塾の先生に頼るのが一番です。
また公立高校の選び方も、
Voicyでご相談しているママさんの話では
公立高校は偏差値で選ぶように
言われているところがありましたが、
そんなことはなくて
公立高校も各学校で特徴があるので
しっかり訪問して見比べてみて
お子さんにあう公立高校を選びましょう。
それは東京都立もそうです。
高校受験の実態
中学受験をやめて高校受験にしようかと
迷っているママさんも少なからずいらっしゃると思いますので
私が経験したことなど、少しお話しできればと思います。
<公立高校受験の場合>
まず(公立)中学校の定期テストでしっかり点をとって
評点(成績表・内申)をとることが求められます。
公立高校受験は
本番の入試では満点を目指してとるのです。
しかし、中学受験においては
特に算数では捨て問をつくり
時間配分を考え
また最後は得意分野でしっかり得点をとる
そんな戦略が重要となります。
満点を目指しません。
平均以上を狙うくらいです。
気をつけて欲しいのは、
中学受験では到底やっていけないからといって
安易に高校受験に変えてしまわないこと。
高校受験もラクではないし
思春期という難しい時期に入るので
親の言うことはますます聞かなくなり
部活もあるし塾もあるしで
本当に中学生は忙しい!
さらに高校受験は
神奈川県ですが「特色検査」という
独自の検査もあります。
面接もあります。
「本番の入試」+「特色検査」+「内申」+「面接」
こんな試験対策をしていく必要があり
偏差値トップ校に受かる子は
公立中学でも部活しながらでも
余裕でクラストップ、学年トップの成績が
とれる子なのです。
<私立高校受験の場合>
内申や特色検査で点がとれない子の場合は、
高校受験で、私立高校ももちろんありです!
早慶付属は、男子枠がほとんどで
女子枠はごく僅かです。
狭き門なので、早慶付属を目指すなら
女子は中学受験が有利です。
または、早稲田佐賀や早稲田本庄(埼玉)など
男子は幼いと中学受験のほうが大変で
早慶やマーチの付属私立高校の受験問題は
公立高校の比ではないくらい難しいです。
ですが、中学受験と同じで本番の一発勝負で
点さえとれれば合格できます!
(私立高校によっては、
内申が必要なところもあるので、
その辺は調査してくださいね)
公立高校受験はトップ校だろうが、
中堅校であろうが
みんな同じ試験問題なので、
満点をとる子がいるのですが
私立高校、しかも早慶マーチレベルとなると
私立中学受験なみの勉強が必要となります。
高校の選び方
高校受験は、その先の未来につながる通過点です。
大学進学を目指したいのか
それとも専門的な分野の仕事に進みたいから
専門学校を目指すのか
海外を目指すのか
それとも社会人として働きたいのか
そんな人生の分岐点となる通過点なのです。
思春期となって親子の会話も減りがちな時期です。
普段から雑談多めで
お子さんがどんな人生を歩みたいか
どんなことに興味を持っているのか
リサーチしながら
一緒に高校を卒業した後の進路について
話し合ってみてくださいね。
そうすると、自ずと
どんな高校時代を過ごすとベターなのか
決まってきますよ。
何かご質問やご相談がありましたら、
公式LINEからメッセージくださいね。
LINK HEARTS・メンタルコーチ
中学受験メンタルトレーニング協会代表
神西美佐の提供するセッションは、
国際コーチング連盟(ICF)の定める倫理規定、行動規範に添ったもの、
(一社)フィールド・フローのコーチング6つの信念・あり方・スキル、
JADA(日本能力開発分析)協会 スーパーブレイントレーニング理論をベースにしております。
「本番直前期に出すべき料理と親の心構え」
AERA with Kids 中学受験体験談
9月号に掲載されました(2018年)
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