火曜の夜更けからの大雨の後は
見事な快晴の水曜日。
そして木曜日も引き続きのポカポカ陽気、
身体がおかしくなっちゃう
たまりませんー
************
鎌倉に行ったり、旧友が泊まりにきたり、
の前に…
ハーブインストラクター中級の講座がありました。
前半は染色
初級では生の藍で藍染めをしましたが
今回は好きなドライハーブを選んでの染色
しっかり染まるように下処理もきっちり行います。
昨年春は生のジャーマンカモミールでの染色WS、
夏には秩父のムスティクッカさんにて
自分で摘んだアップルミントを使っての染色も。
すっかりおなじみになった麻のストール
今回はダーリン用にしよう、と思い
"男性のハーブ"と言われるタイムをチョイスしました
勇気の象徴でもあったタイムの香りを
体から漂わせるのが古代ギリシャではステイタスだったとか?
十字軍として遠征に出る騎士に、
恋人や妻からタイムの枝が贈られたとも。
ものすごい香りに包まれます。
前はこの香りがあまり得意ではなかったのですが…
大人になった今は好きになりました
つちや先生とKさんはネトル
私もネトルかタイムかで悩んだ末にタイムにしましたが、
いつかネトル染めもしてみたい。
ネトル染めのストールを巻いていたら、
花粉症が和らいだりしそうな気がします。
あ、私は花粉症じゃないけど
濃い茶色が私のタイム染め。
鉄媒染で想像通りの色味になり大満足
Kさんのネトル染めは、鉄媒染したら
思っていたよりも茶色っぽくなってしまい
更にアルミ媒染をしたらグリーン寄りの
想像に近い仕上がりになったようです。
何度も浸けたり洗ったり手間はかかるけど
天然ハーブでこんなにきれいに染まるのは
何度やっても楽しくてハマります
ランチはいつものようにHERB STORY CAFEにて。
サラダも鮮やかで食べるのが楽しいこの日のお題は和の香り。
西洋では古来からハーブやスパイスは
疫病避けとか防腐とか魔除けとか、
そういう目的で使われていましたが
日本では最初から香りを楽しむために
お香か使われていたのですよ。なんて素敵
万葉集や源氏物語も織り交ぜつつの座学のあとは…
桂皮 山奈 乳香 木香 かっ香 丁子などなど…
自分が心地よく感じる香りを目指して
それぞれを少量ずつ加えていくのですが
ひとつが突出して鼻につくなぁ…とか
何か物足りないけどなんの香りかしら…とか
考えながら合わせる作業をしている内に
かなりの香りの強さにちょっと朦朧…
つちや先生が1番影響を受けていました
でもこの袋自体のニオイの方が強くて
お香があまり香ってこない笑
おまけで飾り紐の梅結びも教えてもらい
なんとかひとつだけは結べましたが
もう忘れてしまったわ…
体の向きを変えつつも、決して私から
先生が結んだものもちゃっかりいただいてしまった
そしてこの日は盛り沢山でもうひとつ、
練り香も作りました
シナモン、サンダルウッド(白檀)、
生姜などのパウダーに、クローブ(丁子)や
フランキンセンス(乳香)などを潰して
ベースの炭粉にはちみつも加えて練り練り。
つちや先生はそこに更に、防腐にもなる
自家製の、あの酸っぱい食べ物を加えるのです
Kさんと共にびっくり
ここで時間切れになってしまい、
帰宅してから小さく分けて成形し、乾燥。
何かのフンみたいな見た目ですが
直接火をつけるのではなく、香炉で
炭を置いた上で燻して香らせます。
お寺に漂うお香の香りのようで落ち着くなぁ。
毎月いろんなものを作って楽しんできた
この中級クラスも、なんとこの日でほぼ終わり
次回はハーブ料理のレシピ披露と
レポート発表なのですが…
ここまで学び、ではなく、ほぼ遊び感覚で
通っていたKさんと私は、いきなり
ハードルが上がったと混乱しまくり
さて、次回は無事に修了できるのでしょうか
ちょっと長いお留守番になってしまったステラさん。
そんな日は膝の上で甘えっ子のままねんね。
体の向きを変えつつも、決して私から
離れようとしないところが愛おしすぎるー