初秋の加古川河川敷ウォーキング | 高橋みさ子のブログ

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十月中旬、ようやく涼しくなった秋の風に誘われて加古川の河川敷をウォーキングしました。

加古川下流は広い川幅を持ち、左岸は兵庫県加古川市に、右岸は高砂市に属します。

また河口を挟む一帯には播磨臨海工場地帯が広がります。

今回はウォーキング中にふと目に止まったそんな加古川の長閑な情景を "秋の気配" とともにお伝え致します。

それでは本題に入ることにしましょう。


まず、秋の草花といえば何と言ってもススキではないでしょうか。

どこの山野でも目にするススキですが、逆光に透かしたススキの穂が白銀に輝くさまはとても美しいものです。

太陽が写り込まないギリギリのフレームを狙いました。

穂が秋風になびいています。




こちらも土手の雑草たちです。

セイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせています。

旺盛な繁殖力ゆえに昭和の頃は「外来植物の代名詞」のように言われ、あちこちで疎んじられていたセイタカアワダチソウですが、そういえば最近は見かけることも少なくなりました。

実際、数を減らしているのだそうです。

また花粉症を引き起こす「ブタクサ」と花がよく似ているのでしばしば混同されますが、別種だそうです。




加古川を跨ぐ電線です。

青空を背にくっきりと黒い線が浮き出ています。

河川敷の広い空間ではこのような電線にも目が止まります。

川下からの南風に押され川上側になびいていました。
電線も揺れるのですね。

紅白の鉄塔も風景のアクセントの一つになっています。

対岸は兵庫県高砂市で、こんもりと見える山は竜山(たつやま)です。




山陽新幹線の加古川橋梁を渡る「ひかり 468号」です。

岡山発 東京行きのN700系で、正午過ぎに通過して行きました。

土手にのんびりと腰掛け、ひたすらシャッターチャンスを狙います。

川は遮るものがありませんので、このように新幹線の全景がよく見えます。

そして、ここでも河川敷に黄色く彩りを添えるのはセイタカアワダチソウです。


以上、如何でしたでしょうか。

加古川の広く澄んだ空気と秋の気配を感じて頂けましたら幸いです。

(写真)兵庫県加古川市 加古川下流部左岸 2015.10.12 撮影


(C)Misako Takahashi 2015