前回、表情と内臓の関係についてお話しましたが、こころの動きを表す表情筋の動きと、脳の働きにも密接な関係があります。




ストレスが溜まりますと、表情筋などの筋肉がこわばり、眉間などのしわも深くなって、非常に険しい顔つきになります。
いわゆる、攻撃態勢ですね。

こういう状態では、交感神経が緊張し、血液中にアドレナリンが分泌され、血圧は高まります。

とくに強いストレス下では、記憶に関係する海馬体の神経細胞が減少し、海馬体がストレスにさらされることになります。


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一方、笑いによって表情筋が繰り返し動くことで、自律神経を介して、脳を刺激することが分かっています。

また、表情筋の運動セロトニンの分泌を活性化し、脳神経の働きを促すのです。

セロトニンは、脳幹の縫線核というところから出ている神経から放出される神経伝達物質です。

セロトニンは睡眠時に抑制され、覚醒時に放出されるので、セロトニンが分泌されると元気になります。

セロトニンが不足すると、うつ症状などがみられ、表情筋の動きも鈍くなってしまいます。


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このように、こころの動きは、美容と深く関係しているのですね!



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