うーん、ホラー???
あんまり好きじゃない^^;
200ページくらいだからすっと読んだけど。
救急病院に運ばれる名前不詳の女性たち、その患者は”X〇(何番目に運ばれたXか)”が書かれている。
名前のわからない患者さんが、重症なのに急に動いたりしゃべったり。
「救い出して」というが、なにから?なにを?
医師の吉村が見たほくろのあるナースと幼女は実は・・・
病院だから無念にもなくなった方も多いだろうし、そういう魂がさまよって見える人には見える何かがあるのかもしれないが、あまりそういうのに興味がない私なので、鏡に血文字が…とか言われてもピンとこないし、医師が見たそのナースも5年前に亡くなってる人といわれても特別ホラーと思わない^^;
まぁ見える人には見えるよね、と受け入れてしまうというか、恐怖に思ったりもしないし、そういうのが見えて感じられるなら事情聴いてもいいんじゃないのとすら思ってしまう。
でも3人の女性Xは別に幽霊に導かれて事件に巻き込まれたというわけじゃなく、やっぱりそのあたりは生身の人間が動いていて、事件となっているという点で、この本はどうしたいんだろうかと、さまよってる感が気になった。
もともと警察系を書かれてる方と思うので、普通に生身の人間が事件に関与してる風で書いてくれたらもっとすんなり受け入れられるのに。
初代センター長ポストを狙う権力争いにしたいのか、5年前の事件の呪いにしたいのか、その辺の筋も微妙に感じる。
それにしても解剖室に保管された臓器から幽霊の魂が事件を動かすとかあるの?
臓器に魂が??
とりあえずあまり好きなタイプではないなと斜め読みでサクッと終了しました。