中学を卒業してから、「これでもう学校に行かなくて済む!」と思った。
もちろん受験して、高校は決まっていた。
でも、私は、高校って行かなくてもいいものだと思っていた。
それまで読んできた本(ブンガクだよ)、歌、海外の情報、高校とはいろんな勉強をするところで、強制ばかりではなく、自分の力で世の中のいろんな勉強をするところだと思っていたから。
違った。
小学生と同じだった。
しかも、出席は8割(9だっけ)、赤点もあれば再試験もあり、補習もあった。
私は、気にしないことにした。
高校生なんだから悩めば家出もするし、疑問があれば授業も出ないし、興味がなければ学校行事も一切しなかった。
あまりに学校に行かないので(サボりともいう)、もちろん成績は悪いし、家庭教師がついた。
それでも、試験に合わせて必ず家出をし、よしんば試験を受けても、ほとんど学年最下位のあたりをウロウロしていた。
幾何の試験では、0点だったこともある。