【神次元ゲイム ネプテューヌV】レビュー | みラァのみっくりブログ

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こんばんちは。
前回、「超次元ゲイム ネプテューヌmk2」を終えて、
続けて「神次元ゲイム ネプテューヌV」のレビューを書いていきます。
※「V」はファイブではなく、ビクトリィー。5作目というわけではない。

超次元ゲイム ネプテューヌとは

 

「ネプテューヌ」シリーズは現実のゲーム業界をモチーフにした「萌え✕擬人化✕変身」がコンセプトのRPG。

架空のゲームハード機がかわいい女の子に擬人化!さらに変身もできて、変身後は見た目&性格が変わるギャップあり!と、萌え要素が多く盛り込まれたシリーズで、現在、ナンバリング作品と、外伝スピンオフ作品が数々発売されています。

(IFゲーです)

 

神次元ゲイム ネプテューヌV
神次元ゲイム ネプテューヌV(第3作目) ジャンル…ファンタジー、コメディ、ギャグ
ゲームジャンル…ロールプレイングゲーム
対応機種…PS3
開発元…コンパイルハート
キャラクターデザイン…つなこ
プレイ人数…1人
発売日…2012年8月30日
キャラクターボイス…フルボイス
(wikiより)

 

前作mk2発売日2011年8月18日

無印発売日2010年8月19日

 

メインキャラ:声優(敬称略)

 

ネプテューヌ(パープルハート)/CV:田中理恵
本作の主人公超次元のプラネテューヌの女神。

生まれ持っての主人公体質で、大抵のことは本人が努力せずとも解決できてしまう。

その騒がしさ、やかましさから周りにうざがられることはしょっちゅうだが、不思議と嫌われることは少ない。
前作でレベル99にしたのにレベル1に戻ってる!?と言ったメタ発言も普通にする。
変身後は、冷静沈着クールビューティで大人びた性格になる。(身体も大人になる)
いつものネプテューヌとは共通点が少なくほとんど別人
変身したプルルートに絡まれるのが嫌で傍観者になったり、察しがよく頭も冴える完璧主人公。
(ネプテューヌ自身もどっちの性格が自分自身なのかわかっていない。)
(mk2では声に違和感があったがアニメネプテューヌに近くなっていて、パープルハートの声も良くなっている。)


プルルート(アイリスハート)/CV:花澤香菜

神次元のプラネテューヌの女神。

見た目のイメージ通り、のんびりほわほわとした天然娘さんで、普通に会話を成立させるだけでも中々の苦労を必要とする。そんな彼女だが一度女神の姿に変身すると・・・
ドS女王様タイプになり立場が一転、冗談も一切通用しない。
変身後の性格の変わりようはネプテューヌ以上であり同一人物とは思えないが、ストーリーが進むにつれて、変身後が本性なのではないかと思えるシーンが増える。
敵も仲間も関係なくドS発言を連発する。
(ノワールでさえも、プルルートの説教で感情が壊れてしまう。)

ゲーム内の性能として、回復技を覚え魔法攻撃のダメージが最強級、範囲攻撃で雑魚敵一層、いろいろな意味で最強の女神
残念ながらネプテューヌよりも圧倒的に強い。
本人いわく、本作の主人公はネプテューヌではなくプルルートらしい・・・


ノワール【神次元】(ブラックハート) /CV:今井麻美

典型的なツッコミ気質といい回りに巻き込まれるタイプの不幸体質といい、容姿だけでなく、性格まで超次元ノワールと瓜二つ。無論、極度のツンデレなのも同じ。

唯一として決定的な違いは、プルルートというお友達がいるところ。

超次元ノワールの個性は“友達がいない”ことである。
前向きで仕事熱心。女神キューブで後に女神になり、ラステイションを建国する。
ノワールのツッコミがないと会話が成立しないため、ツッコミ役として重要キャラクターである。
しかし、煽り耐性は低い。
趣味はコスプレで声優志望。趣味に関しては誰にも話してない。所謂隠れオタク。
いつも厳しいツッコミで怒っているようにも見えるが、根は友達想いで優しい。
(パープルハート同様、アニメに近い良い声になっている。)


ブラン【神次元】(ホワイトハート) /CV:阿澄佳奈

ルウィーの女神。
性格や見た目はまったく一緒だが、長い間大陸唯一の女神として国を率いてきたためか、少々人を寄せ付けない雰囲気を持つ。だが、ネプテューヌやプルルートといった破天荒な面々に囲まれて、その孤高の雰囲気がいつまでもつかどうか。

普段はおとなしいが、キレると言葉が荒くなる。
変身後は、キレた性格が前面にでて常に言葉が荒い。



ベール【神次元】(グリーンハート) /CV:佐藤利奈
リーンボックスの女神。
しっかりとしたお姉さんキャラだが、極度のゲームマニアなのは相変わらずで、レトロゲーからBLモノまで幅広く嗜んでいる。自身の国のハードといい自分の体の一部といい、大きいは正義を地で行く人。
胸の大きさでよくブランと喧嘩している。
変身後は、強気で攻撃的な性格になる。


ネプギア(パープルシスター)/CV:堀江由衣
前作の主人公。ネプテューヌの妹。
真面目で仕事熱心な優等生らしい優等生。
前作の主人公属性が外され、扱いが少々ひどくなっている。
素直でいい子だが、素直すぎるところが長所であり短所でもある。(周りの空気に流されやすい。)
変身してもあまり性格は変わらず、地味で普通過ぎるという評判に悩んでいる。


ユニ(ブラックシスター)/CV:喜多村英梨

超次元ノワールの妹。

見た目、性格ともに姉によく似ていて、お姉ちゃんのひねくれ具合とか不幸度合いを、ほんの少しまろやかにすると大体ユニになる。ネプギアのことをライバルとして、また友人としても認めているが、決してそれを口にすることはない。

ネプテューヌに対して敬意を払っていたりと礼儀もしっかりしている。
前作では武器が銃なのに関わらず遠距離攻撃ができなかったが、今作からは遠距離から攻撃できるようになったため、敵から攻撃されることが少ない。火力はイマイチだが、手数によるゲージ蓄積とガードポイント削りは優秀。


ロム(ホワイトシスター)/CV:小倉唯
超次元ブランの妹。ラムとは双子の姉。

人見知りが激しく、以前は姉妹とネプギアくらいしかまともに話せなかったが今は他の女神とも不通に話せるようになった。(ノワールはちょっと苦手)

読書中のブランの隣にちょこんと座って、お気に入りの絵本を読むのがマイブーム。


ラム(ホワイトシスター)/CV:石原夏織

超次元ブランの妹。ロムとは双子の妹。

前は何をするにもロムと一緒だったが、近頃は単独で仕掛けるイタズラの楽しさに目覚めた様子。特にネプテューヌとノワールは面白いように引っかかってくれるのでお気に入り。ベールは見抜かれてしまうので苦手としている。

 

ストーリー

 

前作mk2の続きで、犯罪神を倒してから平和になったゲイム業界から始まります。
mk2真エンディング後)
平和になった世界でダラダラゲームをしているネプテューヌ。
ネプテューヌの世話をしている妹のネプギア。
2人のだらけさにイストワールがついに怒ってしまい、仕事をしてこいと部屋から追い出されてしまいます。
イストワールに怒られないように少しでも仕事をしに出掛けます。

そんなある日、地方団体代表のキセイジョウ・レイによって、ネプテューヌは別次元(以後神次元)へ飛ばされてしまう。

※現代のゲイム業界=超次元
別次元のゲイム業界=神次元

ネプテューヌはノワール(神次元)の上に落下し、そこで神次元プラネテューヌの女神プルルートと出会う。

ネプテューヌのいるゲイム業界とは違いひと昔前のレトロゲームが普及し始めた世界。
国はまだルウィーと、プラネテューヌのみ。

その後、神次元のちっちゃいイストワールと、超次元のイストワールで通信することに成功。
神次元と、超次元を繋ぐゲートを開く条件が、プラネテューヌのシェアを消費することだった。
ネプテューヌは元の世界に帰るため、神次元を駆け回る。

 

超次元神次元の違い
・女神と建国の関係
超次元…人によって国が作られると守護女神が誕生する。(ネプテューヌは生まれた時から女神)
神次元…女神キューブを使うことで適合者であれば女神になり、国を作ることができる。
女神の誕生と建国が逆になっている。)

・時間の流れ
超次元の1日神次元の1年
(ドラゴンボールの精神の時の部屋と同じ)
女神は歳をとらないので、ネプテューヌは問題ない。

 

ゲームの流れ

1、フルボイスによるイベント会話


2、街から項目を選択
 

Ⅰショップ(回復素材や、武具の購入)
Ⅱギルド(クエスト受注)

Ⅲアイテム開発

素材を使ってアイテムを作ることもできます。


3、ワールドマップ

国を選択して、国内のダンジョンを選択する。

 

4、ダンジョンパート

・移動して素材を拾ったり、特定の場所でイベント発生。

・シンボルエンカウントで敵と戦闘。
 

バトルシステム

 


・移動して敵に近づく。

△スキル(SPを消費し技を発動。回復、強力な技など)

□エグゼドライヴ

○通常攻撃

 通常攻撃から3コンボに派生。エグゼドライヴが溜まっているとEXフィニッシュ技を出せる。

×防御

その他

・女神化 SPを消費して女神に変身可能。

・アイテム使用

・逃走

・交代

 

前作mk2との違いについて

 

・メディアインストール
ゲームをインストールすることで読み込み速度が飛躍的に向上

・キャラクターモデルと立ち絵が新規
>走り方や、武器の構え方、見た目が綺麗に。

・会話イベントが3Dキャラから2Dに戻った

・キャラクターチャレンジ
>各キャラクターで条件を満たすとステータスが上がる。


撃破数、コンボ数、とどめ回数、ジャンプ回数、サーチ回数、走った距離などキャラごとに存在する。
(ダンジョン内で、5時間放置するだけで魔法攻撃力があげれるのでプルルートが強い。)
(連射コントローラーがあれば素振り放置で命中力を上げられるので快適に進行できる。)

・シンボルアタックの設定
>前作からシンボルエンカウントになり、敵シンボルに攻撃したとき、敵が弱い場合エンカウントせずに消滅していたが、今作からON、OFFができる。OFFにしたとき、強さに関わらずエンカウントし先制攻撃ができる。
(消滅した場合、経験値をもらえずクエストも達成できなかったので不便だった。)

・戦闘中に何もせずに×ボタンを押すと防御ができるようになった。

・AP(アクションポイント)からCP(コンボポイント)へ仕様変更
無印、mk2ではAPで行動制限があったが、今作から廃止され1人1行動となった。
>攻撃(キャンセルしようが4コンボ終了時にターン終了)


コンボスキルをセットする際に、ポイントが適用。
ポイント内でポイントを消費してコンボをセットする方式に。
(戦闘中以外ならコンボの付け直しはいつでも可能)

・EXEゲージ(エグゼドライヴ)


前作のSPシステムに似ていてヒット数やダメージを受けるとゲージが溜まり最大になると、1→2→3とレベルがあがる。
(エグゼドライヴはストーリー進行でレベルが上がる。)
>PTメンバー共有のゲージ。
>EXEレベルに応じてフィニッシュ技が使用可能。(フィニッシュ技はレベルを消費しない)
>EXEレベルを消費して強力なEXE技が使用可能。
>ダンジョンを脱出するとゲージが0になる。

・フィニッシュ技
前作はコンボの組み合わせによってフィニッシュ技が固定されていたが、今作は以下の変更。


×にフィニッシュ技を自由にセットできる。
コンボの組み合わせでの発動はなくエグゼドライヴのレベルが溜まっている状態で、4コンボまで繋げれればセットしたフィニッシュ技を選んで発動できる
強力な技ほどエグゼドライヴの必要レベルが高いが、発動に関しては特にデメリットはないので構わず発動しよう。
(ゲーム内では確認できないが技によって待機時間に影響する技も存在する。)

・SP(スキルポイント)
前作では攻撃したりダメージを受けることで溜まっていく。(初期値0)
今作ではドラクエでいうMPに似たシステムに。(初期値最大)

・ダンジョンパートでの違い
ベースはmk2と同じ。
>ダンジョンが全体的に広くなった。
>段差など高低差が追加され、ジャンプ機能追加。
>ワープポイントの追加。
>素振りしたとき、敵のシンボルから突撃されると先制攻撃される。
時間経過で敵シンボル復活
(前作は固定でダンジョンをでるかアイテムを使わないと復活しない。)

・見聞システム追加
ダンジョンにモブキャラをダンジョンに派遣できる。


>派遣により得られる報酬
1、素材アイテムの入手
2、隠しダンジョンの開放
3、隠しモンスターの出現
4、ロストブレイズ発見(10個発見でトロフィー)
>上記の報酬によるメリット
1、素材アイテムによるアイテム開発
2、クエスト達成によるプレイヤーランク昇格
(プレイヤーランクを上げないとコロシアムで強い武器を入手できない)
3、隠しモンスター撃破でディスク入手

1週目の時点でクエスト全制覇はかなり困難。
特に隠しモンスター(上級、禁止級)の素材だったり、撃破が条件となってくるので2週目以降強くてニューゲームしてからやるのがおすすめ。
(ストーリー上必須ではないが、トゥルーエンディングを見るためには見聞システムを多用する必要がある。)

・装備品にディスクが追加
ディスクスロットに見合ったスキルを付与しオリジナルの装備品が作成できる。


(モンハンの装飾品スロットとほぼ同じ)
ディスクに表記されているスロット以下のスキルを埋め込むことがきる。
作成したディスクを装備するとそのスキル効果が得られる。

 

まとめ

 

・ストーリー重視でサブイベントが少ない
ストーリー重視で面白いが、サブイベントが少なく分岐が少ない。
条件を満たしていないと打ち切りエンディングとなってしまうので、トゥルーエンディングまでやらないともやもやしたまま終わってしまう。(ノーマルエンディングの終わり方はひどいw)

・難易度について
今作のBOSSは自分のターンになると、HPとGPが一定数回復する特性がある。(FFのリジェネ状態)
毎ターン継続的にダメージを与えていき、ガードブレイクしたタイミングで大技をきめる戦い方をしないと長期戦に陥る。
攻撃役3人+回復役1人の構成でGPを削りながら大技のタイミングを見計らいながら戦う必要がある。
今作は最高難易度だがよくできたシステム。

・シェアについて
今作もいつも通り、国ごとのシェアが存在する。
章が変わるたびシェアが変動するのでプラネテューヌ以外のシェアは気にする必要はない。
ネプステーションでシェア評価10を貰うためにプラネテューヌを50%以上にするぐらいで、ED分岐にも関わらない。

・攻略のコツ
>ストーリー上、パーティメンバーが加入と離脱を繰り返すが、ネプテューヌ+プルルートが抜けるシーンはないのでこの2人を重点的に育成しよう。
物理防御が高かったり、属性耐性をもつモンスターも多いため、プルルートの無属性魔法攻撃が強力。
(ほかのキャラより倍以上のダメージをたたき出すぐらい強い。)
むしろ女神化したプルルートを常に前線にいないと火力が足りない。
ネプギアのカップリングスキルでダメージ限界突破をつけると範囲攻撃で雑魚敵を瞬殺できる。

>ダウンロードアイテムの活用
PSNから無料で最強防具をダウンロードできるのでグッドエンディングのラスボスまでノーダメージでストーリー攻略ができる。
こちらは一切ダメージを食らわないのでヌルゲーが嫌という方にはおすすめできませんが、ストーリーを楽しみたいという方にはおすすめです。周回するたびに最強防具を貰えるので増殖可能。
注意:序盤で負けイベント戦があるが、これを装備しているとダメージを受けないので負けることができず少しずつ削って勝つしかなくなる。(〇ボタン連射放置で45~50分ぐらいかかる。)

・こまめなセーブを忘れずに!
慣れてくると素早い操作になってしまいがち。メニュー画面での素早い切り替えでたまにフリーズするのでこまめにセーブしておきましょう。
ED後以外、システム上のセーブを推奨されないので自主的なセーブが大切です。

 

感想

 

前作mk2ではメーカーキャラが多く窮屈でした。
今作はネプテューヌが主人公に戻り、アニメに近いノリが復活していて、
ボケ(ネプテューヌ+プルルート)とツッコミ(ノワール)のやり取りが面白い。

mk2ベースでいいとこ取りをして、改善・進化し、ストーリーの繋がりがある。文句なしの続編と言えます。
ネプテューヌの新規モデルもよくできていて、可愛さがアップしているところも良き。
mk2の続きではあるものの、冒険の舞台が違うので、第3作目のVから始めても問題ないかと思います。
アニメのキャラが多く登場するので、アニメを見ているひとには特におすすめです!

 

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