現在イギリスでは、全ての性犯罪者は出所後にGPSのタグ装着を義務付けられている。また、イングランドとウェールズの1部の地域では、飲酒運転をした挙句に犯罪をおかして有罪判決を受けた者も、「飲酒タグ」と呼ばれるGPSタグ装置を着用しなければならない。
そして、このほど強盗や窃盗、泥棒などの罪を犯した者に対しても、出所後にGPSタグ装着が義務付けらることになった。
世界初とされるこのプロジェクトでは、出所者は少なくとも1年間、24時間体制で監視されることになるという。『Lad Bible』などが伝えている。
泥棒は出所後、GPSタグ装着で24時間監視される
イギリス法務省は、建物に押し入った強盗犯や窃盗犯、暴力で盗みを働いた泥棒が有罪判決を受けて出所した後、今後の彼らの動きを24時間追跡できるよう、最大1年間はGPSタグを装着するプロジェクトを実施することを発表した。 法務省によると、窃盗や強盗で有罪判決を受けた者の半数以上が1年以内に再犯している他、事件のほぼ80%は容疑者の特定にさえ至っていないという。
世界初とされるこのプロジェクトは、警察に追加の情報源を提供することに役立つとされている。
タグを追跡することで、刑務所および検察局職員と協力し、元犯罪者が最近の窃盗・強盗事件に関わっていないかどうかを警察が調査できるようになるだけでなく、再犯を重ねる犯罪者への抑止力となることも期待されている。
4月12日から6地域で導入予定
イギリスは、コロナのパンデミックの影響で自宅で過ごす人が増えたため、イングランドとウェールズでは、窃盗や強盗犯罪の数は減少したようだ。
しかし、再びその数が増加することをキット・モルトハウス犯罪・警察大臣は予想しており、この新プログラムの導入について、次のように述べている。
一般市民と警察の両方にとって、加害者を捕まえることができないことがどれほど苛立たしいことか。強盗や窃盗被害に遭うことは壊滅的であるゆえに、出所者にGPSタグをつけることは重要です。
この世界初のプロジェクトは、元窃盗犯や強盗犯に少なくとも1年間、24時間体制で効果的に監視されるという認識を与えます。何より、再犯を抑えることが第一ですが、そうならなかった場合でも、タグ装着は警察が再犯者の居場所追跡に役立ち、起訴することが可能になります。
また、警察署長評議会の電子監視リーダー、ジョン・ストラットフォード副巡査は「この計画は犯罪を防ぎ、我々のコミュニティを安全に保つためのもの」と説明する。
4月12日からイギリスの6つの地域で、強盗や窃盗の罪で服役し出所した250人ほどの犯罪者が、出所の条件の一部としてタグ装着を義務付けられる予定であることを明かした。
なお、9月には更に13の地域にこのプロジェクトが拡大される予定だという。
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