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すい臓がん患者と家族のおしゃべりサロン

「ぶどうの木」の みつえ ですぶどう


いよいよ入院が近づいてくると、私の中で

本当に私はがんなの?って気持ちが強くなって

きていました。

だって自覚症状全くなし。

こんなに元気で食欲もあるし、体重も増えてる。

娘と一緒にデブ活していたから、増えて当然。

でも、がんって痩せるんじゃない?

だったら私は違うんじゃない?


消化器科の先生はがんと言いましたが、

外科の先生はがんとは言いませんでした。


こんなに元気なのに手術したら、私、本当の

病人になっちゃうって怖かったのです。


胆嚢を取った時も腹腔鏡手術で

5日の入院だったのに

退院したら体力がガクッと落ちました。


今回の手術はICUに入らなきゃいけないし、

術後はリハビリも受けなきゃいけない。

どれだけ大きな負担なんだろう。


でも、やっぱりがんだから、切らなきゃいけない。

切らなきゃ死んじゃうんだから仕方ない。

そう言い聞かせていました。


この話は、その頃、誰にもいえなかった。

未だに話していないかもしれません。


私は悶々としている日々を送っていましたが、

それは主人も一緒。

ある日、私に一冊の本を差し出しました。

「きみの膵臓を食べたい」びっくり

なんでこんな本!?

「なんか参考になるかと思って」

なるか〜いプンプン

しかも、主人公死んじゃうし。

「じゃあ、私のすい臓を食べなよ。

術後に見せてもらえるだろうから、

それ貰ってその場で食べなよ」

「嫌、生は…。(行きつけのホルモン屋さんで)

焼いて食べたい」

そんなアホみたいな会話をしてました。


主人なりに、すい臓で思いついたのが

この話だったんでしょうね。


主人が1人で苦しまないように、

私は主人の親友にメールしました。

すい臓がんになったこと

主人を支えて欲しいこと

そんな内容でした。


お正月明け、呑み仲間からお誘いがあり

2人で参加。


ホヤづくしメニュー



ほや飯




ほや焼きそば




ほや春巻


もっと食べたのに写真は炭水化物ばっかりアセアセ

残念だから別の会の写真



前菜

ほやチャンジャとほやの何かアセアセ





ほやしゃぶ

これ、めちゃくちゃ美味しいの照れ

他にも中華(ほやなし)が何品か。


もちろん、この時に皆さんにすい臓がんの報告。

皆さん、びっくりしていたけど、

入院中とか退院後も、私たちを支えてくれました。

本当にありがたかったですラブ


さぁ、いよいよ入院だ。

次回に続くニヤリ


それでは、またね。



みつえ