こんにちは^^

 

今日もお読み頂きありがとうございます。

 

元旦から、大きな災害が起きて、今なお

大変な状況におられる方々、そのご家族・

ご友人など、皆様にお見舞い申し上げます。

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

一月も後半ですが、今年最初のブログ更新です

 

皆さま、今年もよろしくお願いしますニコニコ

 

 

 

12月に職場で指を骨折するケガをしたので

お正月はゆっくりと過ごしました。

 

 

腱が切れかかっていることも判明したのでアセアセ

まだ安静中で、リハビリが始まるのは

もうしばらく後になりそうです。

 

 

こうなると普段、当たり前に動くと思っている

指が、何の不自由もなく使えることの

ありがたさが身に沁みます。

 

 

ケガや病気が少ないに越したことはないですね

皆様もご自愛くださいクローバー

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

遠方の大学に進学したものの、

すぐに通えなくなって、一年も経たないうちに

自宅に戻り、それからは完全な引きこもり生活

に突入した子供。

 

 

アパートで一人暮らしをしていた時は、

朝6時から夜0時まで開店しているアパートの

隣にあるコンビニに、早朝か閉店間際にしか

買い物に行けませんでした。

 

 

なぜなら…

『人が近くにいると、体が痒くなるから』

と言っていました。

 

 

人がたくさん乗っている飛行機と電車を

乗り継いで自宅に帰って来ることも、

相当、しんどかったみたいです。

 

 

自宅に帰ってからは、コンビニどころか、

散髪にも行けず、髪の毛が私よりも長く伸びて

いたこともあります。

 

 

私のヘアゴムやピンが、いつの間にか行方不明

になってしまったと不思議に思っていたら、

子供が使っていた…なんてこともありました。

 

 

 

さすにうっとうしいと思ったのか、

自宅で散髪する器具をネットで取り寄せて

自分でカットしていました。

 

 

最初は不慣れだから、ガタガタに切れてるし、

所々が薄かったりしていましたが、

 

 

回数を重ねるごとに上手になっていきましたね

(笑)

 

 

 

カーテンを閉め切って、ほとんど姿を見せる

こともなく、

 

 

食事は、親がいない時に出て来て食べて

いました。

 

 

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

そんな様子が一年近く続いて、

私の不安癖が再び、むくむくと出てきました。

 

 

『このままだと、ずっと引きこもったままに

なってしまう』

 

 

『社会に取り残されてしまう前に、

何とかしないと…』

 

 

不安と焦る気持ちを抑えられなかった私は、

引きこもりの人達をサポートしている場所

を調べました。

 

 

そうして最も気になった所に、面談の依頼を

しました。

 

 

夫は、乗り気ではなかったです。

 

 

「様子を見ていた方がいいんじゃないか」

と言われました。

 

 

今振り返ると、夫の意見は正しくて、

私は焦りすぎていました。

 

 

でも、不安と焦りに火が付いていた私は、

「話を聴いてみるだけだから…」と半ば強引に

説得しました

        ↑

このことは、思い出すだけで後悔します滝汗

 

 

こうして、夫と一緒に面談に出掛けました。

 

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

駅から少し離れたビルの1階にその施設は

ありました。

 

 

カラカラと、透明なドアを開けて入ると、

とても静かでした。

 

 

そっと中に入って、小さな声で挨拶をしたら、

すぐに若いスタッフの方が迎えてくれました。

 

 

室内は大きいワンフロアを衝立や低めの棚で

仕切っていて、

 

 

事務所や面談室、フリースペースとパソコンが

何台か置いてあるスペースがありました。

 

 

面談室に通される時、

スタッフとは明らかにちがう雰囲気の若者が

数名いて、パソコンに向かっていたり、

話をしていました。

 

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

 

面談を担当してくれたのは、30代かな?

と思われる男女でした。

 

 

子供の幼少期から、不登校を経て現在にいたる

経過を話しました。

 

 

そして最初に言われたことは、

 

「発達障害を疑われたことはないのですか?」

 

「病院に行ったことはありますか?」

 

「お子さんのお話を聞いた印象では、発達障害

もしくは、グレーの可能性がありますよ真顔

 

でした。

 

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

今の時代、発達障害のお子さんが増えており、

私自身も、育てにくい我が子のことを

『発達障害のグレーではないか?』と疑った

こともありました。

 

 

 

・繊細で人の顔色を伺う

 

・自分の気持ちを言葉にするのが苦手

 

・新しい環境に馴染むのに時間がかかり、

 不安が強い

 

・べき・ねば思考が強くて頑固な面がある

 

・0か100かの完璧主義の傾向がある

 けれど、失敗が怖いから、ダメそうになると、

 すぐに諦めてしまう

 

・友達や先生との関係がうまく築けない。

 

 

 

など、いろいろなことが気になって、

 

 

『子供の気質?それとも育て方?』

 

 

あるいは、『発達障害とまではいかなくても

グレーとか?』

 

 

と、常に悩みが尽きない状態でした。

 

 

ただ子供は、そもそも病院嫌いだったことと、

 

 

多少の医療の知識がある私が見て、

発達障害のお子さんとは、ちょっと違う…

という、感覚がありました。

 

 

黄色い花黄色い花

 

実際に、子育て中に出会ったお母さんが、

育てにくい我が子を発達障害だと疑って、

検査に連れて行ったけれど、何でもなかった

ケースを、いくつか見てきました。

 

 

検査をして、何でもないと知って、怒り出す

お子さんや、親が自分のことを病気だと疑って

いたことにショックを受けてしまったことも

ありました。

 

 

「発達障害だとはっきりわかれば、

学校にそう言えば、理解してもらえるから、

私も楽になると思った」

と打ち明けてくれた友人もいました。

黄色い花黄色い花

 

 

 

子育て中は、本当にいろいろあって、

親も迷いますよね…

 

 

不登校になってしまうお子さんと、

軽い発達障害やグレーゾーンのお子さんは、

 

 

確かに表に出る症状が似ている部分があるので

疑ってしまう気持ちはわかるけれど、

 

 

自傷行為などを含めた命の危険や、他害、

何らかの精神的な症状を和らげる必要が

なければ、診断を急がなくてもよいかと

私は考えています。

 

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

私の場合は、子供の不登校がきっかけで、

 

 

意識の深い所で薄々感じていながら、自覚する

ことを怖れていた両親への激しい怒りに

気付いたこと。

 

 

子供に愛情があるのに、接し方や言葉かけが

わからない悩みや、

 

 

子供が失敗したり、傷つくことが、ものすごく

嫌で、心配や不安が尽きなかったこと。

 

 

夫や義父との関係で、自己犠牲的な思いを

持っていながら、助けを求めることも、

気持ちを伝えることもできず、孤独だった。

 

 

そのためか、子供を自分と同一化してしまい、

子供には夫と違って、自分の気持ちを理解して

味方でいて欲しい…と期待していることを

感じていたので、

 

 

 

子供の問題は、

『子供の気質+親の影響+育った環境』から

来ているのではないかと考えて、

 

 

それなら、『まず、自分をなんとかしよう』

と決めて、いろいろと学んでいるうちに、

 

 

子供の体の痒みも落ち着いて、徐々に動ける

ようになったので、調べることはありません

でした。

 

 

 

ちなみに、現在の子供の様子を見る限り、

繊細さん(HSP)の要素はあるように

感じるし、

 

 

長い年月をかけて身についた心の癖が

なくなったわけではありません。

 

 

けれど、以前のように私の中に過度な不安が

なく、子供の人生に、何があっても、なくても

受け入れていける覚悟がついています。

 

 

親がそうなると、自然に子供は、自分の人生を

考え、歩き出していくものだと知りました。

(時間かかりました~笑い泣き

 

 

 

チューリップ紫チューリップ紫

 

話が長くなりましたが…

 

 

面談で、発達障害の検査を勧められたことや、

内服薬での治療の効果などを、最初に話して

きたことで、私の中に、ちょっとした不信感が

湧きました。

 

 

ただ、ふたりのスタッフの面談の後に、

施設長さんとの面談もあること、

 

 

入所者さんが暮らすアパートや、

施設が経営しているパン屋さんを見学させて

くれるというので、とりあえず、場所を移す

ことになりました。

 

 

 

 

次回に続きます

 

全ての出会いに感謝を込めて…コトンクローバー