屋久島で一人旅をしてます。
縄文杉トレッキングの目玉
といえば、ここ
角度が重要でガイドさんに
教えてもらわないと分からない。
普通に撮るとこんな感じ。
どこから撮ればハートになるのか
一人では全く謎すぎる。
そして目的地はここ
奥に見えるのが縄文杉です。
7000年前からあるとか
3000年前とか諸説あり。
正確には分からないんだって。
目的地についたので
後は同じ道を5時間かけて
帰ります。
辛い。。。
2.5km？の険しい山道と
8.5kmのトロッコ道
5人チームだったけど
みんなお疲れのご様子。
膝が笑ってるという人もいたし
私の前を歩く人はフラフラしてて
めっちゃ足首グギッてなってるけど
大丈夫なのかな？
ようやく険しい山道が終わり
後は比較的ラクなトロッコ道を残すのみ。
やっと心に余裕がでてきた。
あ〜
大きな怪我なく無事に帰れる
安心！
そう思った瞬間
待ってましたとばかりに
望みが出てきた。
先頭を歩きたい
山道もトロッコ道も狭いので
ガイドさんを先頭に1列で歩くんです。
その先頭を歩きたい。
なぜなら私は目の前の人の背中と
足元しか見てないから。
足元みないと踏み外したり大変。
そう！
私はあんまり景色を見て
歩いてないことに気づいた。
いや、気付いてしまった
気付きたくなかったよ。
この望みは無視したい。
ガイドさんに
先頭を歩かせてもらえませんか
が言えない。
客観的に見たら
何をそんなこと
一言言えばいいだけじゃん
私もそう思う。
だが、その一言、口に出すのが
こんなに難しいことなのか。
自分に呆れる
別に先頭を歩かなくても
横をチラチラ見ながら
景色を楽しめばいいじゃん。
と自分をなだめる。
・
・
・
違うよ！
何で自分の望み
無視すんのよ！
自分の望みを無視して
本当の自分を生きられると
思うなよ
自分なめすぎ。
ふえ〜ん。
葛藤すること数分
言った！
先頭歩きたいです
いいよ〜あっさり！
そして先頭を歩いてみると
すごい爽快感！！！
今までと景色が全然違う！
それまで前の人の背中と
俯きながら足元見てたのに
急に視界が開けて
足元見なくても遠くまで
どんな道が続くか見える。
前を向いて、風を感じて
自然と一体になれる気がした。
前には誰もいないから
一人で自然の中を歩いてる
そんな気分でした。
気持ち良い〜〜
遮るものがなくどんどん進める。
だいぶ早足で歩いていたようです。
この爽快感に興奮した私は
同じチームの人たちに熱弁した。
先頭は全然違うから歩いてみて！
でもね、誰も反応しない。
これにもビックリ。
みんな他人だから初対面の人の
言うことなんか信じられないかも
しれないけどさ。
少しも気持ちが動かない？
確かに先頭を歩くのは
その集団を率いるリーダーと
同じ感覚だからね。
こわいかな？
ただ先頭を歩く
それだけのことだけど
やっぱり勇気のいる事なんだなぁ。
それなら試す前に
自分は今のままで満足してる
ことにしたほうが安全。
でも私の力説のおかげで
しばらくして一人の女性が
先頭を歩くと言い出した。
そして、わぁ！確かにすごい！
それからは流れが変わって
みんな交代で先頭を歩き出した。
みんな軽やかに歩いていて
先頭の人は歩くのが早くなって
トコトコトコトコ
休憩無しで進む進む笑
全員が先頭を歩いたことに
謎に満足する私。
10時間の縄文杉トレッキング
無事に帰ってきました〜
やった〜
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
おすすめの記事も是非
もんたん(旦那)が初めて
持って行ったお弁当の話
高齢の母が1泊2日で
我が家に遊びに来た時の話
もんたんの面白い言動を
まとめた内容です。この記事から
第五段、第四弾と遡って読めます。
