前回からの続きです。
前回はこちら↓
うなだれる彼を置いて出かけた私。
一人置いてきてしまって大丈夫だったかしら。
でも一人になりたいんじゃないかしら。
家に帰ってどうやって励まそうかしら。
などと思い巡らせながら家に帰ると
意外にも
彼は集中してパソコンをカタカタ
おっ、気持ちを切り替えて
もう仕事をしてるのね!
少ししてから私に声をかけてきた
「配偶者ビザ取るしかねぇな」
「・・・? うん。? 」
何の話?仕事辞めてビザを切り替えるのかな?
「お前もこっちきて手伝え~」
「何を?」
「とりあえず隣に座れ~」
「??? うん。」
よく分からず隣に座る私。
行政書士のホームページを調べている様子。
自分のビザを配偶者ビザに切り替えるため
手続きとそれを代行してくれる所を
探しているらしい。(彼氏は中国人)
ふむふむ、状況を理解すると
どうやら、仕事は辞めるようだ。
今持ってるビザでは
3か月仕事をしていない状態だと
中国に強制送還されるとのこと・・・
だから配偶者ビザに切り替えるよう。
ふむふむ
配偶者ビザって?
配偶者って私?!
ん?
それって結婚するってこと
結婚することになってるの
よく理解できないまま
行政書士に電話するから隣で聞いてて
と言われ、電話で話を始めた彼。
配偶者ビザ取得の代行を頼めるかを聞いてた。
途中で「奥様は日本の方ですか?」
とか聞かれてた。
ん?私は奥様なのか
と思いつつ、その日の夜に
その行政書士の事務所に行くことに。
配偶者ビザについて
早く取得しなければと
私も気が急いていて
結婚のことについて特に触れることなく
行政書士の事務所へ出発
次へ続く