インドのニューデリーの画廊で2014年、インド象によって描かれた絵画が販売され、話題となった。
販売して得た金は、絶滅が危惧される動物を保護する資金にあてられた。
絵画を描いたのは、メスの象フールカライ(phool kali)
画家のアルパナ・アフージャ(Alpana Ahuja)さんが、バナナなどのおやつを与えて、フールカライを誘導、足跡をキャンバスにつけることで、作品を仕上げたという。
アルパナさんは、
「フールカライの機嫌が良い時に、足にそっと塗料を塗って巨大なキャンバスに押す事が、作品を仕上げるコツだ」
と語った。
フールカライは、以前の飼い主には虐待されていたのだが、ここでは善き人々に出会い、楽しい日々を送っている。
肝心の作品の評価だが、明るいタッチのものは、名作との誉れがあるとの事だ。