2013年4月4日、私は用事があり、東京へ出かけた。
この際、短時間だが、JR上野駅周辺を散策した。
散策で、最初に寄ったのは、上野恩賜公園である。
あの有名な西郷隆盛の銅像がある所だ。
ところで、上野恩賜公園には、「スターの手形」もある。
東京で、スターの手形がある場所といえば、大抵の人が思い浮かべるのが、浅草公会堂である。
それだけ、ここにあるスターの手形は、有名なのだ。
スターの手形がある所には、ちゃんと、「スターの広場」という名前もついている。
しかし、上野恩賜公園のスターの手形は、知る人が少ない。
上野恩賜公園は、やって来る人は多いのだが、手形の数が少なく、マスコミが取り上げないから、知る人が少ないのかな?と私は推察している。
この記事では、上野恩賜公園にある手形を、少しだが紹介してみよう。
これは、名優・渥美清さんの手形である。
渥美さんは、映画「男はつらいよ」の寅さん役が、あまりにも有名だった。
亡くなった時、「日本のチャップリンが逝った」と報じた海外の新聞もあったぐらいだ。
これは、元横綱千代の富士、後の九重親方の手形である。
この画像からでは、彼の手の大きさが、わからないかもしれない。
彼の手形に、私が手を重ねてみると、ご覧の通りである。
私の手より、彼の手の方が、ずっと大きいとわかる。
さすが、お相撲さん・・・といった手の大きさである。
これは、「歌謡界の女王」と言われた名歌手・美空ひばりさんの手形。
美空さんは、まさしく大歌手といった感じの貫禄、実績があった。