個人的評価 6(普通)(現段階の時点)
対応ハード Switch、3DS
発売年 2018年

今作はWiiUで移植されたキノピオ隊長をベースに「マリオオデッセイ」のコースが登場。キノピオ隊長が箱庭ステージを冒険していくゲーム

評価点
○デザインがかわいい
「マリオ3Dワールド」をベースとしたグラフィックでプレイヤーはキノピオだけでなくキノピコも操作することになる。マリオシリーズのデザインは派手なのが魅力的で任天堂の全年齢らしいかわいいデザインとなっている。

○BGMが良い
普段のステージは穏やかなBGMに対して、ボス戦のBGMは戦いらしいBGMである。中には癒されるBGMもある。

○謎解きゲーだが、配置がわかりやすい
本作はマリオの謎解きパズルゲーでダイヤを集めながらクリアしていくゲームだが、ガチな謎解きクイズほど難しくなく子供や非謎解き勢でも安心して遊べるようになっている。ドットキノピオは音の反応で見つけやすい。

○「マリオオデッセイ」は原作要素+αが詰められている
本作は4つの国を冒険することができ、砂の国の氷や都市の国の発電所といった原作要素を忠実に再現されている。料理の国は早い動きでキノピオを複数操作するので難易度が高い。

不満点
×マリオ本編と比べると物足りない
エピソードは3冊+αあり70以上ステージがあるが、中学生以上にとっては普通にクリアするだけでは難易度が低く、あっという間にクリアしてしまう。大手ゲームと比べれば値段が安いのは仕方ない。ダイヤも全部集めるのも難しくない。しかし、特定条件やドットキノピオも存在するので少しやり込める。

×カメラワークが良くない
箱庭をカメラで見ることができるが、キノピオの位置が分かりにくい時もあってうっかり落ちてミスすることがある。キノピオ視点で操作できるのはトロッコ系のみ。キノピオが複数いるときはズームすることができない。

×ボスの使いまわし
ボスは炎のドラゴンとラスボスの鳥の2種類しかない。炎のドラゴン戦は毎回火山の中で戦うが、攻撃パターンは一緒で地形が変わった程度である。

総評
ゲーム全体としては並の出来だが、マリオ本編と比べると見劣りはする。良くも悪くもライトゲーマー向け(主に小学生や女性ゲーマー向け)のゲームであるといえる。ただし、やり込み要素をやれば最後のコースに行けるのでやり込む価値はある。マリオの派生作品は「ルイージマンション3」や「マリオ&ルイージ3DX」が発売される予定だが、派生作品もシリーズとして長続きしてほしい。

 

※2019年3月14日にDLCコンテンツが配信