こんにちは。

たった一杯の味噌汁で思考が変わり、
体質が変わり、未来が変わる
家族と私の生き方革命の

岸本裕美です。




白米と玄米をシリーズものにてお届けしてます。

今日は「その3」です。



その2では玄米の重金属と農薬の問題について書きました。

今日は
【フィチン酸の問題】
【フィチンを分解する酵素フィターゼ】
【フィチン酸を除去する方法】
【こんな人はやっぱり玄米は控えよう】
【フィチン酸を相殺する栄養素】
【フィチン酸の健康効果】
について書いています。








【フィチン酸の問題】

玄米にはフィチン酸が含まれます。


このフィチン酸にはキレート作用があります。


キレート作用とは、毒素と結びついて体外に出してくれる働きにことです。
だからデトックス(排毒)になります。


しかし、それと同時にミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)と結びついて出て行ってしまうのです。


このミネラルは体内にたくさんは必要ないのですがどれが欠けていても健康被害が出てきます。


例えば、
鉄⇒貧血、爪がもろくなる、寒さに敏感、便秘、疲れ、頭痛、めまい等


マグネシウム⇒便秘、こむらがえり. 足がつる、不眠、高血圧、生理痛等


カルシウム⇒骨粗鬆症、虫歯、骨折、腰痛、生理痛、イライラ、うつ等


亜鉛⇒免疫低下(よく風邪をひく)傷の治りが遅い、拒食症等



私は体調不良で寝たきりだった1年間の栄養不良の時に玄米100%を食べていてこのキレート作用により低カリウム血症になり足に力が入らなくなり救急車で搬送されたことがあります。


(後で詳しく書きますが、健康で栄養状態が良い時はこんな心配はありません)




玄米100%をやめたら体調が戻りました。たかが玄米と侮っていました。




その時自分の栄養状態や体調を考えないで「玄米=健康によい」という紋切り型で食べていたからです。



私の悪いところです。
真面目なんだけど、けっこう大雑把です。
何度痛い目にあっても懲りない性格だし。










【フィチンを分解する酵素フィターゼ】


フィチン酸のキレート作用がいけないならばフィチンを分解する酵素フィターゼがあれば問題解決できますよね。


注 : フィチン=フィチン酸+ミネラル
フィチンはフィチン酸がミネラルとくっついてる状態です。


ところが人はこのフィターゼをあまり持っていないためフィチン酸によるキレート作用が現れます。


(厳密にいうと腸粘膜から少し出ていますが微弱でほとんど役に立ちません。)


アーモンドにもフィチン酸が含まれていますが、生のアーモンドにはフィターゼがけっこう含まれています。



だからアーモンドにフィチンがあってもこのフィターゼが活性化され胃や小腸でフィチンが消化中に分解されてキレート作用がでてきません。


ただし、フィターゼは調理中に失活してしまうのです。


だからアーモンドは加熱せず召し上がられるほうがいいですね。


しかし、肝心の玄米はアーモンドのように生では食べられません。



では、玄米中のフィチン酸はどうしたらいいのでしょうか?どうしたら玄米の弱点を軽減し、いい所取りして健康的に美味しく食べられるのでしょうか?





【フィチン酸を除去する方法】

フィチン酸を物理的に除去する方法をお伝えします。

①浸漬
②発酵
③発芽
させるのです。これでフィチン酸が抑制されます。


玄米、雑穀などの未精白の穀物は生きています。種なので。


だから浸水させると目を覚まし、肺芽が発芽の準備を始めます。


定量の水で12時間以上浸水させるだけなので簡単です。


しかし、夏場は注意が必要です。
この水が腐ってくるからです。


そこで私は梅雨や夏場は、以下の方法で炊きます。


①玄米をよく洗います。
②玄米を炊飯器の内釜に移し、規定量の水を入れます。
③炊飯器の保温スイッチを入れて15分間フタをします。
④15分で水温が40度程度に上がるので、炊飯器のフタを開け、保温状態のまま2時間放置して吸水させます。

(NPO法人グレインズ.イニシアティブ代表 山本朝子先生より)



冬の場合は水に漬けたままにして仕事に行ってしまうこともあります。



そして帰宅と同時に炊飯スイッチを入れます。



または、仕事のないゆとりのある休日に多めに炊いておいて冷凍保存しておくと楽です。







【こんな人はやっぱり玄米は控えよう】

しかし、これでも完全にフィチン酸を抑制することは無理です。


なので以下の人は玄米を毎日毎日食べることはやめておく方がいいと思います。



風邪やなんらかの慢性病で健康状態のよくない人


胃腸の弱い人(高齢者、乳幼児)


ビーガンやマクロビなど極端な菜食主義の人


発展途上国などのような貧食の人


偏食の多い人






【フィチン酸を相殺する栄養素】

次にフィチン酸を相殺する栄養素を見ていきます。


フィチン酸のキレート作用には動物タンパク質、発酵生成物、有機酸、ビタミンCで相殺されます。


要は
バランスのよい食事ができていて、その栄養素がしっかり吸収できている人ならフィチン酸の影響は受けないのです。




これを聞いてほっとしませんか?




玄米に糠漬け(発酵生成物)は理にかなっています。そして、しっかり、魚や肉、卵などのタンパク質も一緒に召し上がってくださいね



安心してください。


栄養状態が良い人はこの玄米のキレート作用の影響をうけにくいのです。






【フィチン酸の健康効果】

さて、ここまで玄米に含まれフィチン酸によるキレート作用のリスクについて書いてきましたが、


実はこのフィチン酸には健康効果もあります。


フィチン酸は抗酸化物質なのです。


腎臓結石結腸がんに対して予防効果があります。


このように植物は一つの成分で多岐にわたる生理作用を持ちます 。



人間と同じで個性豊かですね。



今のあなたの健康状態とあなたが玄米に望む効果によって食べ方は変わってきます。



小学校までのお子さんがいらっしゃる場合は私なら成長期での重金属の取り込みの心配や消化吸収能力、食べる量がまだまだ少ないことを考慮して、毎食の玄米100%は選択しません。



ママやパパの場合は今の健康状態(胃腸の消化能力や慢性疾患、風邪など)や今困っていることの優先順位を考慮して選択する必要があります。



大人は個体差が大きいのです。




今までの知識を咀嚼してご自分の体と心に1度聴いてみてください。



こんな場合はどうなのかな?聞いてみたいということがありましたらご質問してくださればわかる範囲でお答えさせていただきたいと思います。



今日も最後までお読みくださりありがとうございました。



必要な人に届きますように。。。。