観に来てくださってありがとうございます😊
今日は泉南演劇鑑賞会の12月例会
劇団民藝の「集金旅行」を観てきました。
井伏鱒二原作・樫山文枝主演のコメディ。
なんともユーモラスで大人の人情喜劇。
魅力溢れる舞台。
人生って山あり谷ありなんだわ〜と感じました。
男と女の色気って、つまりは人間同士の魅力なのだと思います。
樫山文枝演じるコマツランコさんの明るい色気がたまりません。「ナニげに肉食系」なランコさん。
対する、西川明演じるヤブセマサオさんは草食系男子の自称売れない作家。
二人の不思議な集金旅行。行く先々でさまざまな人物と人生に出会います。
作中で、「小林多喜二が去年警察に殺された、ヤブセ先生は大丈夫か?」というセリフが出てきて、その時代だったんだと改めて認識しました。
ヤブセマサオが「自分は不精で臆病者だから彼(小林多喜二)のような真似はできない」と返します。
原作も一度読んでみたいと思いました。
演劇鑑賞っていいなぁ。
良質の舞台芸術は心のご馳走。
会場は阪南市サラダホール。今月の飾り付けはクリスマスツリー!窓や壁には雪の結晶。